明日が世界の終わりでも (CROSS NOVELS)

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著者 : 榎田尤利
制作 : 茶屋町 勝呂 
  • 笠倉出版社 (2003年2月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784773002614

明日が世界の終わりでも (CROSS NOVELS)の感想・レビュー・書評

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  • 新装版が出たばかりですが、旧版をずっと積んでいてこちらを読了。歪んでいて何処か狂気を孕んだJUNEを思わせる仄暗い展開。榎田さんはコメディもシリアスも両方大好きですが、こういう痛切ない作品を書ける数少ない作家さんだと思います。木原さんなんかはリアルな描写でガシガシ攻めてくる感じですが、榎田さんは美しい筆致でシクシク攻めるという感じでしょうか。それが後でじんわりと来て胸に染み入るのです。
    表題作は今の時代殆どお目にかかれない驚愕?のラストですが、不思議と希望があるので読後感は悪くないです。スピンオフでその後のトラウマを克服した二人が見れてよかった。そしてもう一組のカップルも、遊び人風のイケメン美容師×堅物教師という一見普通な二人ですが、榎田さんの心理描写が見事なのでかなり萌えさせてくれます。こちらは安心して読めて、表題作と合わせて一冊として良いバランスだと思います。
    新装版では更にその後の書き下ろしがあるそうなので、Largoと共に読んでみたいです。

  • 2CPの話が収録されてるお話です。
    1CP目は、恋人の選んできた人に抱かれるのを見ることがセックスの代替という恋愛関係から始まる話。
    2CP目は、ちゃらい美容師×自信の無い学校教師の、人との約束について考える話。
    物語の構成がすごくいいのでお勧め。

  • もうほんと救いようのないくらい暗い話でした。ずっと涙涙(;ω;)
    このとき何故か宇多田ヒカルの「final distance」を聞いて、2人に当てはめてたことを思い出します。
    「同じ気持ちじゃないならtell me
    無理はしない主義でも
    少しならしてみてもいいよ」
    「ひとつにはなれない
    I wanna be with you now」とか・・・泣けます。。
    最後まで読めば、少し救われた気がします。。

  • 【あらすじ】他の男に抱かれえる恋人を「見る」こと―それが、玲治が望に求めたセックスのやり方だった。毎回違う男に組みしかれて乱れる望を、ただ見つめるだけの玲治。自分では指一本触れない残酷な愛し方に傷つく望だったが、身体中に絡みつく熱を孕んだ玲治の視線は、どんな愛撫よりも望を蕩けさせた。快楽と哀しみに翻弄されながらも、望は玲治を愛することを止められない…。人生を変える運命の恋を描いた表題作他、二編(城下×悠一)を収録。

    痛さはあるけれど報われたので、いい気持ちで読了しました。
    手に入らないだろうと、詳細なあらすじが書かれたブログを読んだ後だったことで心構えができてたし。

    「待っている方の身にもなれ。明日世界が終わったらどうするんだ」

    城下の立場と状況だからこそ、丸ごとかっこよい決め台詞でした。

  • 大好きな榎田作品の中でもトップ3に入ります。

    非常にシリアスですが、読んで良かったと心から
    思える作品です。
    二つ目の「小さな約束」に関するお話も何度も
    読み返してしまうぐらい素晴らしい。

    これは是非一度読まれることをお勧めします。

  • こういう仄暗い作品が好きです。最後はしっとりとハッピーエンドなので読後感も良し。続きを読んでみたい作品です。『臆病者とはつまり、信じることのできない人間なのだろう』215P

  • これは・・・・・・素敵過ぎる・・・凄く感情が揺れました。

  • 私が読んだBL小説の中で、五指に入る暗い本。でも大好きです。本当はすっごい不幸せなんじゃないの?と思ってしまう内容なのに、読み終わった後になんだか幸せな話を読んだ様な気分になります。
    明日が世界の終わりだったら…なにしようかな。

  • 狂人向け。

  • -

    これも活字倶楽部で知ったのではなかったか。こういうのを結構ハードというのだろうか。

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