夏の残像 (クロスノベルス)

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著者 : 義月粧子
制作 : 奥田 七緒 
  • 笠倉出版社 (2006年8月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784773003260

夏の残像 (クロスノベルス)の感想・レビュー・書評

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  • 第一部は、いがみ合っていたふたりがくっつくまで。
    ビジネスマンで仕事をともにしてパターンです。
    某女子高生がマネジメントする本のBL版を誰かが書けば、きっと売れると思うのですよね。男はビジネス書で、乙女はBL商業誌でお仕事への姿勢を学んでいるような気がしてならないのです。

    それにしても第一部、せっかく「大嫌い→好き」のカタストロフがあるのだから、三人称の背後視点をひとつにしぼったほうがおもしろい気がしてならなかったです。
    本当は攻は受のことをどこまで許しているの? みたいなのでドキドキできると思うので。
    分かりやすい、というか、安心して次の展開が読めるという意味ではいいのかもしれませんけれど。
    しかし、攻は名字なのに受は名前で、そんな意味では大変読みにくかったなと思います。

    第二部は基本的にちょっとファンタジーだったので、爆笑…してしまいましたすみません…
    自分のインランっぷりを恥じる受に対しての、

    「おまえ、それおかしいだろ!なんでそれを隠すんだよ。そいつには見せたおまえを、俺には見せないなんて、あり得ないだろ?」
    伊崎は本気で怒った。

    という一連が…なんというか…シュールで…
    本気で怒ってるのに内容がインランについてって…
    それなのにことばが「あり得ないだろ」って…

    あと、

    「稜ならどんなでもいいけど、淫乱だったら尚嬉しい」

    というセリフが妙にヒットでした。
    焼肉を食べながら欲情しだすところに違和感を覚えたり、そんなにむりやりHシーンをねじ込まなくてもいいよと思ったりする自分は、まだまだBL初心者なのかもしれません。

  • 正直、クラシック業界のことはまったく知らないんですが、地方都市で日本初の音楽祭を企画運営しようと奮闘する主人公(受)が高校時代に惹かれる気持ちがありながらも交際を拒否した同級生と再会し、互いの過去の痛みと向き合う様が、ものすごく良かったです。

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