- Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
- / ISBN・EAN: 9784773087970
作品紹介・あらすじ
なにもかもが平凡な湊の幼なじみは、なにもかもが完璧な悠馬。幼稚園の頃からカノジョの絶えないモテ男だが、高校生になった今も湊にべったりで、うっとうしいほど超過保護。そんなある日、湊に初めてのカノジョができた。浮かれる湊を悠馬はからかい祝福してくれる。だから気づかなかった-行き過ぎた執着の正体が苛烈な恋だったなんて。そして湊を取り戻すため、悠馬が策略を張り巡らせていたなんて-。
感想・レビュー・書評
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サイコパスな幼なじみ攻め。けっこうガチなサイコパスでした。ヤンデレというよりサイコパス。個人的にはもうちょっと甘さが欲しいというか、受けに攻めへの愛情が芽生えて欲しいなあとおもった。丸木作品、もう少し甘さがあればど真ん中なんだけども。
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ヤンデレの極致というか、たくらみ攻というか、腹黒いというか…
丸木センセのヤンデレ攻は好物なんだけど、タイトルそのまんまの恐ろしい攻で、ちょっとついていけない感。
悠馬は湊と幼馴染みでいつも一緒の仲良し。湊は、ハイスペックな悠馬がどうして平凡な自分を気に入っているのか理解できないでいるちょっとオクテでぼんやりタイプです。
…読者にはすぐわかっちゃう悠馬の欲望が、湊にはまったくわかってなくてすごく歯痒さがある話でした。
もっと悠馬のやり口に対して、真剣に対処しておくべきでしたよね…?
とても優等生でモテ男で何の欠点も無いと周囲からは好印象な悠馬が、湊をロックオンして密かに独占欲を燃やしているのは気持ち悪かったですね…
知らないうちに少しずつ外堀から埋めていくような姑息な手段で湊を自分のものにしようとしている悠馬は、読んでるうちにどんどん印象が悪くなっていきます。
暗殺なんて方法でダメージを与えるとか、コワすぎ!
攻として決して褒められたヤツではありません。
そんな悠馬にどんどん流されていって思いのままにされている湊も、他に手段はなかったのかな?とちょっと悔やまれます。だって、湊は本気で悠馬を愛しているとは言い切れないですよね。最後では人生投げてるし…!
ただ、悠馬の湊に対する想いの方は強烈。本気なんだなとしっかり伝わってきました。湊のためなら何でもやっちゃうくらいの異常性が突き抜けていてインパクトがありました。
なので、HシーンはもうHENTAI的にエロかったです。
やなヤツなんだけど、Hは上手いww
ていうか、丸木センセの描き方が上手なんですよね。妙に萌えました。猛獣に降伏した小動物の図です。
痛々しいけどえろかった…
攻がステキじゃなくても萌えるんですね…
このHシーンがなかったら、攻の気持ち悪さで☆2つだったと思います。