あの日の恋につきまして (クロスノベルス)

著者 : 秀香穂里

• 笠倉出版社 (2016年7月9日発売)

感想・レビュー・書評

[まきりんこさんの感想 · 2023年9月10日]

雑誌編集者の葉月はある夜電車の中で見知らぬ男に助けてもらう。お礼を言う前に颯爽と立ち去ってしまった男。
ある日憧れの推理小説家の二階堂の担当をすることに。挨拶に出向いた葉月の前に現れたのは、あの電車の男でしかも…。

同級生の再会もの。
かつていじめられていた二階堂に助けたのに｢憎い｣と言われ脅されて、と葉月は戸惑い悩み、でも次第に二階堂の事が好きなんだと気づくけど二階堂のお手伝いの伊佐木の言動に惑わされて嫉妬したりワタワタしてしまう葉月が可愛かった。
二階堂の葉月への想いの深さがストーカー並で(いやもうストーカーか)真実を知ると怖いながらも喜んでる葉月。
晴れて恋人同士になれた2人が凄く甘々になっていて読んでいて顔がニヤニヤしてしまいました。

SSの弟くんCPとのダブルデートがこれまたラブラブすぎて、しかも水無瀬先生の4人のショットが可愛くて最高でした。

[lovenovelsさんの感想 · 2020年2月15日]

すれ違いから甘々なカップルになるプロセスが楽しい話だった。何かと我慢しがちな葉月と自分のしたいことに正直な二階堂。二階堂に引きずられて少しずつ変わっていく葉月が可愛かった。弟の慎也と一緒にいて、「お兄ちゃん」をやってるときとと二階堂と一緒にいるときの違いも楽しい。
慎也と宏の話も読みたくなる。

[kitkityoさんの感想 · 2016年8月20日]

再会もので作家と編集！美味しゅうございました。弟編も読みたい。

著者プロフィール

秀香穂里 Kaori Shu
動画配信サービスにハマっていてずーっと観ています。そのうち、
配信者さんに憧れる受けの話が書きたいです！

「2019年 『溺愛アルファに娶られたホテル王』 で使われていた紹介文から引用しています。」