鬼の棲処 (クロスノベルス)

著者 :
  • 笠倉出版社
3.60
  • (2)
  • (10)
  • (6)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 78
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784773088359

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • お伽話テイストな、BL。表紙が印象的で綺麗です。
    最初は受けが不憫過ぎて辛かったけど、攫われたあとの平穏が幸せ。
    弟殿下の立ち位置が分かり辛かったけど、ただのブラコンのいい人なのかな。
    夜が略奪された事も恋人の振りをする事も理由が弱くて疑問に思いながら読んでたんですが、後半の種明かしですごく萌えました!
    遠くから見つめて恋するって、ホントお伽話っぽい!

  • 第一王子×黒鬼と呼ばれて忌避されていた子

    とても好きな設定だったのでウキウキ読みましたw
    少々、残念だったのが起承転結の転にあたる部分が何故かダイジェストみたいだった事でしょうか…なぜ?!

  • 前半の展開で「黒鬼」の住む世界に引き込まれる。
    あえて固有名詞の出てこないおとぎの世界。
    地角の衆生も好きだけど、この世界も好きだな。

  • 島で髪色だけで人として扱われない黒鬼と、海向こうの國の兄王子。いきなり國が島に攻め込んできて、黒鬼が連れていかれてしまうんだけど、全部読んだら納得。兄王子、一途で不器用すぎるよね…。そして黒鬼も出自が…身分が…恋人のフリ…と思いながらも王子に惹かれて、健気でかわいい。イラストも可愛かったし。
    村で唯一黒鬼を構っていた村長の息子が切なすぎるので救ってあげて欲しいです。焼けた黒鬼の家にずっと花を備えたりとか、ぜったい好きだったんじゃん!立場的に仲良くしたり皆から守ったり表立ってできなかっただろうけど、多分出来るだけのことはしてたんだよね。夜からの手紙が届くといいなぁ。彼も幸せにしてあげてほしいです。
    おとぎ話の読後感でした。

  • 主人公以外名前が出てこないんですけど、違和感を覚えることなく読めました。夜が健気でいいです。

全6件中 1 - 6件を表示

栗城偲の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×