花嫁と恋の秘密 (CROSS NOVELS)

著者 :
  • 笠倉出版社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784773099669

感想・レビュー・書評

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  • #BL小説応援し隊
    #桂生青依 先生
    #穂波ゆきね 先生
    #花嫁と恋の秘密

    18歳の悠里は会社社長の円城寺「結婚してください」と。
    大好きな祖母の為にという理由で。
    そんな悠里に円城寺は冷たく相手にされないがとある事情で婚約者のふりをする事になり同居を始めるが…。

    全く人を寄せ付けない円城寺に何とか関わりを持とうと頑張る悠里が可愛かった。
    ただ可愛いだけではなく芯は強くて負けず嫌いでと。
    そんな悠里に次第に惹かれていく円城寺も変わっていき、良かった。
    円城寺の叔母がとんでもなくて腹立たしく最後は円城寺がしっかりとクギを刺してくれてホッとしました。

    悠里と円城寺の出会いが実は、というまさに「運命」が分かった時の2人、これから幸せな「家庭」を作って行って欲しい。

    SSの甘い2人、幸せにと。

  • ▼あらすじ
    悠里がプロポーズすることになった相手は、会社社長の円城寺!? 病床の祖母の願いを叶えるため、円城寺に冷たくあしらわれながらも『押しかけ花嫁』として一緒に暮らしはじめる悠里。だが、ある秘密を知ってしまったことにより、円城寺の怒りを買ってしまう。
    「嫌だと言うわりには随分可愛い声を出して」
    そう嗤われ、自身の欲望を嬲られた悠里は、昂らされ達してしまう。初めての感覚に混乱して震える悠里に、彼の態度も急変して……。

    ***

    んー…とりあえず、穂波ゆきね先生のイラストは良かったです。
    寧ろ表紙のイラストに惹かれて買ってしまったぐらいなので、そこは良かったです。
    でも肝心のストーリーはというと…正直、最後の方は目が滑り気味になりました。

    ただ、それでも最初の方はまだ悪くなかったです。
    幾ら祖母の為とは言え赤の他人…ましてや同性相手に会社に乗り込んでまでプロポーズってどんな神経をしているんだと受けのメンタルの強さに開始早々ツッコミを入れたくなりましたが、それでもプロポーズから始まる展開はなかなかインパクトがあって良かったですし、何より受けに対する攻めの拒絶っぷりがかなり徹底しているので、どのようにしてこの冷たい攻めが絆されていくのだろうと先の展開が気になったりもしたんですが……。

    まぁ、何と言うか…やっぱりツッコミ所が多過ぎてあまり集中出来ませんでした。
    展開は早いし、色々と設定に無理があるし、それに中途半端。
    ハッピーエンドは好きですが、こうも何もかも都合が良過ぎると少し萎えるというか。
    一番困惑したのが、祖母に会ってから攻めの考えと態度があからさまに変わった事。
    祖母を騙すシーンが凄く感動的で印象に残るようなシーンだったならまだしも、かなりあっさり気味なシーンでしたし、受けの祖母に会った事が攻めにとって重要な出来事だったとは思えないんですよね…どうしても。

    手を出した後に少しぎくしゃくしながらも距離が縮まった感じは良いんですけど、受けに気持ちが傾いて行くまでの過程の描写が圧倒的に不足していると感じました。
    それに攻めの出生も意味深な演出をしておきながら結局それが深く掘り下げられる訳でもなかったのでその辺も不完全燃焼だなぁと。

    年の差は好きですし、設定や揃っている素材は決して悪くないと思うんですが…。
    人物の心理描写や展開をもっとじっくり丁寧に描いていただけたらもう少し楽しく読めたんじゃないかなぁと思いました。

  • 朝ごはんを一緒してくれて、挨拶も返してくれて、さらに食べないって言った悠里の手作りプリンをこっそり食べる雅臣がかわいかったwそれまでは丸っきり悠里無視して生活してたのに、急にそんなの萌えるだろ(´∇`*)

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著者プロフィール

小説家。
同人作家として活動中に、ビブロス小説誌「小説b-Boy」にて「めまぐるしく めくるめく」にてデビュー。
『愛の誓いは無期限有効』でノベルズデビュー。

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