娘と話す 非暴力ってなに?

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制作 : Jacques S´emelin  山本 淑子 
  • 現代企画室 (2002年7月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (109ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784773802054

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娘と話す 非暴力ってなに?の感想・レビュー・書評

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  • 「非暴力は、単に暴力をしないという受け身的なものではなく、能動的なもの」という概念が、とてもわかりやすく紹介されています。

    ~マーティン・ルーサー・キング牧師たちの非暴力運動の例より~

    「以前は足は痛くなかったけれど、気分的には疲れていた。今は足が痛くても、気分はいいわ」って言ってるこの女の人が好き。彼女には誇りがあるから、毎日何キロも歩くことなんて、なんでもないのね。(p21)

    人は、人間としての誇り(尊厳)を踏みにじられると、心理的に疲弊するということがわかります。逆に誇りがあれば、身体がつらくても生き生きとしていられます。


    黒人は権力がほしいんじゃなくて、ただ敬意を払ってほしいんだ(p20)

    非暴力主義の戦いの目標は、この例が示すように、尊重されたいということなんだよ。ただ権利がほしいとか、バスで好きな席にすわりたい、というだけではなくて、他人から大事にされたいんだ。でも、マーチン・ルーサー・キングはこうも行った。「白人を尊重しよう。そうすれば、白人も私たちに敬意を払ってくれるだろう。非暴力の精神は両方にはたらく。自分が大事にされたいなら、ほかの人も大事にしなくてはいけないということだ」筋が通っているだろう?フランスでは、1997年、高校生たちがこんなスローガンをかかげて運動したんだ。「暴力よりも強いもの、それは敬意だ」(p20-21)


    人に敬意を払うことの大切さがよくわかります。

    大人にもぜひ読んでもらいたい一冊です。

  • ¥105

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娘と話す 非暴力ってなに?の作品紹介

いじめから戦争まで、世の中に暴力が絶えることはない。もめごとを解決し、不正をなくし、平和を築く「非暴力」のユニークな実践のあり方を述べる。

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