プル族

  • 現代企画室
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  • Amazon.co.jp ・本 (485ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784773814071

作品紹介・あらすじ

セネガルからカメルーンまで、
現在の西アフリカ15ヵ国に及ぶ
広大な地域に居住するプル民族。
創世記神話に始まり、遊牧民としての移動、
定住、覇権争い、内戦、イスラム化、
ヨーロッパ列強の進出、それに続く植民地支配と
奴隷貿易、そして戦われるジハード(聖戦)
――19 世紀末のプル王国滅亡までを描いた、
壮大なる民族叙事詩!

感想・レビュー・書評

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  • 現代アフリカの文化と知識人ーー植民地史の再構築
    講演:チエルノ・モネネムボ 司会:勝俣誠(現代アフリカ研究者)
    日時:2014年4月14 日(月)17:00-19:00
    会場:明治学院大学白金校舎 本館9階 92会議室
    参加費:無料
    主催:明治学院大学国際平和研究所
    予約・問合せ:03-5421-5652/prime@prime.meijigakuin.ac.jp
    http://www.jca.apc.org/gendai/html_mail/oshirase65.html
    現代企画室のPR
    http://www.jca.apc.org/gendai/onebook.php?ISBN=978-4-7738-1407-1

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著者プロフィール

 1947 年、ギニアのポレダカに生まれる。ギニアは、他のフランス領植民地に先駆けて1958 年に独立したが、独立当初から就任したセク・トゥレ大統領の独裁支配を嫌って、1969 年に亡命した。その後、象牙海岸(コート・ジボワール)やセネガルで暮らしながら、創作活動を始めた。彼の創作活動を支える根底には、「アフリカの植民地主義に関する西洋との論争は五年も続けば十分だったのではないか。不幸にも、私たちは常にそこにいる。歴史がないと言われていたアジアは、いまはその種の論争はなく、歴史の流れを取り戻したが、アフリカはそうではない」という問題意識がある。ヨーロッパによって書かれてきた歴史を、自らの手で再構築することを志しながら、多岐にわたる創作活動を続けてきているが、現在は、フランスとギニアを行き来する生活をしている。主な作品には、以下のものがある。
1979 Les Crapauds-brousse『原野の蛙たち』
1986 Les Écailles du ciel『空の鱗』( 黒人アフリカ大賞、サンゴール賞受賞)
1991 Un rêve utile『役立つ夢』
1993 Un attiéké pour Elgass『エルガスにアッチエケを』
1997 Cinéma『映画』
2000 L’ Aîné des orphelins『みなしごたちの長男』(熱帯賞受賞)
2004 Peuls『プル族』[ 本書]
2006 La tribu des gonzesses『女たちの種族』
2008 Le Roi de Kahel『カヘルの王』(ルノド賞受賞)[ 現代企画室より既刊]
2012 Le terroriste noir『黒いテロリスト』

「2014年 『プル族』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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