奥能登国際芸術祭2017

  • 現代企画室
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  • Amazon.co.jp ・本 (124ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784773818048

作品紹介・あらすじ

本州で最も人口の少ない市、さいはての地・珠洲。
そこで初めて開催され、感動をよんだ芸術祭の全記録。

「奥能登国際芸術祭の成功の要因のひとつは、小さな市(人口 1 万4000人)が背水の陣で臨めばこのようなことができるという、 祭りとアートをきっかけとした地域づくりの典型的な例だった からです。」北川フラム(総合ディレクター)

奥能登の特異性、生活文化の厚さに触発された40組のアーティストの全作品& イベント記録のほか、アーティストの視点から見た奥能登地域や芸術祭について のテキストも掲載。

芸術祭を支えた地域住民や、地域内外・海外のサポーター約50名による、現場の生の「声」を収録した「地元協働者・サポーター感想記」。

北川フラムによる総括文「芸術祭はどうつくられていったか」、来場者数・経済 効果などのデータや広報・コミュニケーションの取り組みの記録のほか、島敦彦氏(金沢21世紀美術館館長)や福住廉氏(美術批評家)の文章も収録。芸術祭を通した地域づくりを考える上で必読の一冊。

「芸術祭の完成形――。私は〈奥能登国際芸術祭2017〉をこのように評価したいと思います。」福住廉(美術評論家)

「近年、芸術祭というものが形骸化した祭のようになってきているのは、観光とその文法が何も変わらないからで、公共事業と似るのも予算の出どころが同じせいもある。けれども、ならばこそ、この構造に芸術は内側からブレを与えねば全く意味がない。」鴻池朋子(アーティスト)

感想・レビュー・書評

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  •  2017年に能登半島の最先端珠洲市で行われた「奥能登国際芸術祭2017」の公式記録ブックです。全作品の解説だけではなく,開催にいたるまでの経緯や,協力してくれたボランティアのこと,作者の振り返りなど,豊富な写真と多彩な内容で,芸術祭をもう一度楽しませてくれます。
     わたしは,これを元に自分で撮影した写真をメインにしてブログをまとめました。よろしかったら読んでみてください。

    https://suzutano.com/2017okunoto/

     その後,奥能登国際芸術祭は,「2020+」が行われ,2023年秋には,3日目も予定されています。みなさん,一度,能登半島の最先端,最果ての芸術祭を見に来ませんか。
     こりゃ,読書感想ではなくて,いつの間にか,CMになってしまいました。失礼m(_ _)m

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