センチメンタルな殺し屋

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制作 : Luis Sep´ulveda  杉山 晃 
  • 現代企画室 (1999年7月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (170ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784773899061

センチメンタルな殺し屋の感想・レビュー・書評

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  • 「カモメに飛ぶことを教えた猫」を書いた作者による、中編集。
    「カモメ~」が児童文学(だと思う)だったのに対し、こちらは推理物というか、ハード・ボイルド物といったほうが正解か。
     事件解決や犯人捜しの推理を楽しむ、といった作品ではないようだ。
     高橋源一郎氏のお勧めの一冊だったので、購入(古本で発見)したのだが、手放しで面白いと言える作品ではなかった。
     それでも軽快なスピードとしゃれた会話で淀みなく読み進めることができる。
     二編収録されており、二編とも切ないラストが待っている。

  • ミステリ(?)2編収録。
    「センチメンタルな殺し屋」
    「ヤカレー」

    どちらも筋は早めに読めてしまうのだけれど、テンポの良さですっと読める。特に「殺し屋」の方は会話(特に鏡の中の自分との)のテンポが素晴らしい。
    「ヤカレー」は「ラブストーリーを読む老人」に通じるものが少しある話。でも主人公(元警視でチリからスイスに移住した保険調査員という設定)のキャラが立ってて好きだー。

    両方ともラストはちょっと切ない。

  • イタリアの硬い雨やそれらに浸食された赤錆の匂い、焦げ目のついた肉厚の香ばしいサンドイッチの香りや色鮮やかな街角の看板が漂う小説。
    美女はいつでも罪ですね。

  • 「センチメンタルな殺し屋」と「ヤカレー」の2編。
    「事件」の謎解きは難しくはないですが、どちらもラストは切なさが残ります。

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ルイス・セプルベダの作品

センチメンタルな殺し屋の作品紹介

『カモメに飛ぶことを教えた猫』の作家の手になるミステリー2編。テンポが速く、しゃれた会話を通して、中南米の現実が孕む憂いと哀しみがあふれる。

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