C++クラスと継承完全制覇 (標準プログラマーズライブラリ)

著者 :
  • 技術評論社
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774115733

作品紹介・あらすじ

オブジェクト指向の絶対的な基礎=「クラスの定義」、「クラスの使用」、オブジェクト指向の三本柱=「継承」、「カプセル化」、「多態性」、を1冊まるごと解説。

感想・レビュー・書評

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  • 2014/05/25 保管004

  • C 言語を勉強した人/使用したことがある人に向けて、C++ で新しく加わった「クラス」を説明した本。細かい部分を省略することで非常にわかりやすく説明されており、C++ を全く知らなくてもクラスの使い方が一通り理解できる。ただ、サンプルコードが酷いのが残念。
    better C としてのみ C++ を使用していた私にとっては、今まで無視していた機能を勉強できて常に役に立った。

  • 非常にシンプルでイージーな入門書。Cだけやってた人が手始めに読んでみる本。

  •  C言語の知識が前提知識となる本。
    構造体や関数にポインタを絡めた利用をある程度理解できていないと
    すごく理解しづらい、ということになってしまうだろう。
    一応C++特有の表現があるが、調べればすぐにわかることなので
    Cは理解しているが全くC++を触れたことがない、という人も読めるはず。

     タイトルの通りクラスに関する基礎的な知識を身につけることを
    目的とするものだが、とにかくわかりやすかった。
    オブジェクト指向である必要性・・・言い換えれば、オブジェクト指向の
    卓越性についてよく触れている内容で、これを読めば
    いかにクラスが便利で効率的なものかわかるはず。
    理由として、どんな知識・機能もあくまで開発を効率化するためであると、
    知識・機能の目的をきちんと定めた上で説明しているからだと考えられる。
    他の入門書に比べての卓越性はまさにこの、目的の正確さに他ならない。

     辞書・リファレンス的な扱い方ではなく、読み物として扱う方がいい。
    というのも、コードはあくまでも説明のためのものであり、
    実践的なものの側面はあまりもっていないように見受けられる。
    が、与えてくれる発想や知識そのものは非常にわかりやすく
    また良質であるので、C++でオブジェクト指向は断念した・・・
    という人でも読んでいただければ再び何か出来る気になれるはず。

  • 自らのおサイフを痛めつつ、漸く出会った本。
    これからもお世話になります。

  • 研修で頂いた本

    クラスとは何かに始まり、継承、カプセル化、多態性について一通り説明してある。 オブジェクト指向の導入編としては良書だと思う。
    しかしCをある程度知っている事が条件であると共に、サンプルコードが良いものとはいいがたい。

  • Cの基礎を学習した後にこの本でC++を学習した。
    C++の基礎を一通り分かりやすく解説している。一言に基礎と言っても様々あり学習するのに苦労しそうだったが、大切な事は「クラスを作って使えるようになる事」であり、出番の少ないテクニックなんかは無理に覚えなくても良いという一貫したスタイルがある為、学習し易かった。

    学生時代に読んでおきたかった一冊だ。

  • クラスとは何か?に始まり、継承、カプセル化、多態性について一通り説明してある。
    オブジェクト指向の導入編としての良書。

  • 初心者向けの良書だと思う。
    ただ、初心者の人はC/C++の入門書を別途読んでから読んだ方が理解が深まると思います。

  • C++クラスの構成方法がわかる。
    オブジェクト指向の取っ掛かりになる本。文章がきれいでわかりやすい。

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著者プロフィール

1961年栃木県足利市生まれ。株式会社ヤザワ 代表取締役社長。グレープシティ株式会社 アドバイザリースタッフ。大手電機メーカーでパソコンの製造、ソフトハウスでプログラマを経験した後、現在は独立してパッケージソフトの開発と販売に従事している。本業のほかにも、プログラミングに関する書籍や記事の執筆活動、学校や企業における講演活動なども精力的に行っている。自称ソフトウエア芸人。【主な著書】『プログラムはなぜ動くのか 第3版』(日経BP)『コンピュータはなぜ動くのか 第2版』(日経BP)『情報処理教科書 出るとこだけ!基本情報技術者 テキスト&問題集』(翔泳社)『コンピュータのしくみがよくわかる! C言語プログラミングなるほど実験室』(技術評論社)『10代からのプログラミング教室』(河出書房新社)ほか多数

「2022年 『身近な疑問を解いて身につける 必修アルゴリズム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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