- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774128597
作品紹介・あらすじ
現代人は薬なしでは生きられない。市場に出回っている薬は1万種以上。毎年世界中で何千もの新薬が開発されている。そして、病気を治すため、健康に過ごすため、薬は処方され、服用される。まさに薬は生命・健康と不可分だ。そんな薬はどうやって脳や心臓、血液、神経に作用するのか。なぜ副作用が起こるのか。身近にある薬が効くしくみを、エピソードを交えて紐解こう…。
感想・レビュー・書評
-
薬 人体 副作用 仕組み
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一般の人向けに書かれているから、薬剤師が読むと
スーッと入ってきて、とても勉強になった?
いや、仕事上見ている薬達の歴史等がわかり、愛着がわいた!!
薬剤師なら読んで損はないはず -
主張の強い本を読んだり、テレビを見るのにつかれた時には
事実を淡々と書く、技術入門書が面白い。
とてもわかりやすくまとめてあってよい本と思います。 -
病院でステロイド剤を処方された。そこでそのステロイド剤についての知識を得たいと思って購入。
該当の章を読む。冒頭は人はなぜステロイドを拒むのか、と始まる。この始まり方ということは、結末は、実はステロイドはそれほど怖れる必要は無いのだ、というメッセージかと期待する。
そうでもない。
ステロイドの剤の発見から効能まで解説はしてくれている。ステロイドは強い依存症になる、副作用もあるということが説明してくれる。
結論は、効能も大きいが副作用も大きいから、あんまり長く使わないようにしましょう、ということだった。これだけのマイナス要素を説明してくれているのだから「むやみに怖がるも愚か」(p.54)でもないように思う。なんかとってつけたようだ。十分に怖がる根拠はあるとしか読めないぞ。 -
2007年11月7日