FXで稼ぐ人はなぜ「1勝9敗」でも勝つのか? 利回り100%の外貨投資戦略
- 技術評論社 (2007年2月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774130361
感想・レビュー・書評
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FXはやらないが、その他トレードの参考になればと思って購入。それなりの内容だった。
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"通貨取引の仕組みを学ぶために一読。
金融界での重要な指標、相場の動き、リスクとリターンの考え方など、参考になる。" -
本書は、FX(外国為替証拠金取引)投資に関する本ですが、具体的手法の話はあまりなく、どちらかというとリスク管理に関する本です。
そもそもFX取引を本格的にしていた10年前に購入した本で、捨てる前に一読との気持ちで読み返したのですが、思いのほか、よい本でした。
当時は、具体的に「この指標を使ってこのタイミングで買い、次のこのタイミングで売り」とか「こういったローソク足の並びが来たら次は……」のような本を読んでいました。
ですから、テクニカル分析もファンダメンタル分析もしていない本書については「使えない本」として認識していました。
しかし、あれから10年。まあいろいろ経験して、本書を読み返して、これだけきちんとリスク管理について書いてあるのに、読めてなかったのに気づく。反省。
もうけを出すための7原則も、損切のための12原則もとても参考になりました。
10年が経った今でも十分に通用するリスク管理手法なので、今後投資をする上でまた目を通したいと思いました。 -
The importance to earn money by FX is early loss cut. It means we should do as not loose money as much as possible.
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書いてることは真っ当至極当然なこと、やはり必勝の極意みたいなもんを知りたかった。
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FXの仕組みは分かった。今知りたいのは稼ぎ方だけどそれでもわからないRR1対2法則、損切り重視で資金は残るか?最後は投資をする人のマインドで決まる。
精神的な問題で損益が決まるのかそれとも方法論が大切か?こちらは精神論的と見たがいかがか。
米国失業率 米国貿易収支 米国GDPフラッシュ
米国消費者物価指数 -
1勝9敗でも勝てるとは利益が上がるということ、様は損小利大のルールを徹底することで勝てる。損切りを早めに行い、トレンド相場では利益を伸ばすということなのだ。理屈は簡単だが容易く誰でもができるものなのか、フォレックステスターで検証してみよう。
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9784774130361 247p 2007・8・1 初版6刷
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200909
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相場で負ける人は津波警報で避難せずに死ぬ人。勝てる人は死人から財布を抜き取れる人。311前だからこそ書けた内容だろうが、311後にそういう状況を目の当たりにすると相場の勝敗のリアリティーを痛感する。が、著者は災害やテロなどの他者の不幸を材料に利益を得ても楽しくないし、矜持を保てないし、実際にトレードはしない(させない?)と言う。これが職業トレーダーの誇りというものなのか。
その他、
・相場を読む事ではなく、取引で利益を上げる事が目的
・謙虚に相場に臨む必要があるが、謙虚な人間は相場に向いていない
・勝利は経験にならない、負けた事だけが経験
等々メンタル面では示唆に富む内容。自分はどこまで強欲を貫けるのか?について考えさせられる。題名で実用本を期待して購入した人には物足りない内容かもしれない。