江戸の天文学者 星空を翔ける ~‐幕府天文方、渋川春海から伊能忠敬まで‐ (知りたい!サイエンス)

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著者 : 中村士
制作 : 四六 
  • 技術評論社 (2008年6月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774135151

江戸の天文学者 星空を翔ける ~‐幕府天文方、渋川春海から伊能忠敬まで‐ (知りたい!サイエンス)の感想・レビュー・書評

  • 現在国立科学博物館で「渋川春海と江戸時代の天文学者たち」という展示をやってますが、その前でも後でもいいので読むと非常に勉強になると思います。江戸時代は今以上に天文学が実際に役立つ学問だったと思われますが、その時代の天文学者の熱を感じられる本です。

  • 請求記号・440.21/Na
    資料ID・100059036

  • 日本独自の暦を作った渋川春海、大日本沿海輿地全図の伊能忠敬、江戸時代は天文学・数学の俊才を多数輩出した

    彼らの活躍を列伝形式で紹介しながら、 世界と比べても遜色なかった江戸時代の日本の「技術」を広く浅く紹介した佳作 だ

    これ1冊で満足するも良し、どこか1点だけにハマって別の本読むのも良し

    勝手にしてくれw

  • 望遠鏡の歴史とか、天文方と地図の関係とか面白い。バーニア副尺初めて見たとか、三角関数思い出すのにしばらくかかったとか、だいぶ自分にがっかりです。

  • 冲方丁『天地明察』の文庫本を先日、買い込んだ。
    これから読もうとわくわくしているのだが・・・
    その前に、江戸の暦学、天文学について、多少なりとも知っておいた方が、と思い立って、この本を読んでみた。

    渋川春海、徳川吉宗、麻田剛立、伊能忠敬、高橋至時といった人々がとりあげられている。

    伊能忠敬=実測地図を作った人、程度の認識しかなかったので、子午線の経度1度の距離を測った忠敬の功績が、天文学の上でも重要だったと知って、びっくりしている。
    それくらい、自分には知識がなかった。

    そういう意味で、本書は、図版からどのような考え方だったのかが分かり、大変ありがたかった。

    本を読む楽しみは、今読んでいる本と、これまで読んだ本の、接点が図らずも見つかったりすることだと個人的には思う。

    この本も、つい先ごろまで読んでいた『坂の上の雲』と、意外なところで・・・いや考えようによっては必然的なところで、つながっていた。

    船が自らの位置(緯度)を知るための装置に、オクタントやセキスタントというものがあったそうだ。
    太陽と水平線の方向が作り出す角度を測定し、緯度を割り出すという。
    オクタントの欠点である視差を、逆手にとって日本で生まれた技術があるらしい。
    それは、現在のレンジファインダーの元祖とされる、「写角簡儀」。
    もちろん江戸で考え出されたのは原理であり、実用化されたかは筆者も疑問視しているが・・・
    これが初めて実用化されたのが、日露戦争の日本海海戦における、三笠船上でのことだったというのだ。
    司馬の本のほうには、ふれられていない話ではあったため、びっくりした。

  • 請求記号 : 440.21||N
    資料ID : 91112419
    配架場所 : 工大一般図書

  • 陰陽道とかの話は、最初から否定して、西洋の天文学の知識を使って改暦を行おうと思った吉宗を賞賛しています。類書と違って、それぞれの人がどうやって、最新の文書を入手したのか? どんな人脈で、どんな経路でみたいなことに重点があって、吉宗にとっての改暦の意味合いとかいう枠組み自体を疑うような観点は全くありません。つまり、その時代の権威を完全に受け入れた上で、それぞれの天文方や趣味で天文学に関わった人たちの、派生的な工夫をほめたり、少ない情報などの困難にも関わらずすばやく理解したことをほめたりしています。
    なんかこう、新自由主義者たちが、懲りることなく、いまだに失敗したアメリカの経済に学ぼうとしている時代に、日本はずっと昔から中国なり静養なりからの知識の移入ばかりしていたという視点で書かれた本を読むのは、ちょっと残念な気持ちが残ります。出島でオランダ語の書籍を翻訳している人が最先端の知識を持っていたという時代がずっと続いていたせいで、日本には数学科のある大学が1割ほどしかないということなのか? と思ってしまいます。
    あと、天文計算自体には著者はあまり興味がないみたいです。月を観測して経度を知るという方法がちらっと出てきたのですが、海の上でそんな方法を使っていたのかな? と眉唾な気がしてしまいました。あと、152ページにオクタントの説明が出てくるのですが、図中のαの位置が違っています。図をトレースした人が間違ったのかも知れませんが、古文書からの転載ではなく、説明のために書き起こしたたった2つの図の1つに誤植があるのは、やる気無さを感じます。

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江戸の天文学者 星空を翔ける ~‐幕府天文方、渋川春海から伊能忠敬まで‐ (知りたい!サイエンス)の作品紹介

観念的な陰陽道の宇宙観から、科学としての天文学へ。ときは江戸時代、初代天文方の渋川春海、高橋至時、伊能忠敬と、生涯をかけて宇宙の真理を探求し天文に情熱を注いだ人たちがいた。観測装置・技術は改良され、暦はより精密になった。そして彼らと我々をつなぐもの、それは…いつの時代も変わらない、星空に対するロマンである。

江戸の天文学者 星空を翔ける ~‐幕府天文方、渋川春海から伊能忠敬まで‐ (知りたい!サイエンス)はこんな本です

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