元素がわかる (ファーストブック)

著者 :
  • 技術評論社
3.67
  • (2)
  • (2)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 31
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774135731

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 序章 50ページが原子の発見までの歴史や仕組みや背景。そこで興味をもって本編と進んでいく。

    基本は見開きで1元素の紹介で、日常生活や著者の体験談から導入されているので、それぞれ興味をもって読める。科学的な記述ではないが、スーパーマンなどがクリプトンなど、興味をもって読めるような工夫がされている。

    付属のビジュアル周期表インデックスには、それぞれの元素になじみのある絵が書いてあり、化学初学者などが元素に興味をもつ工夫がたくさんされている。元素に興味をもったら、類書にチャレンジするべきだろうか。

  • 中身は、周期表の歴史と各元素の説明だけ。これほど単純明快な構成で本が一冊出るというのもすごいと思うが、特筆すべきは内容がものすごく充実している点。読み物としても実に面白いので、安く手に入ればぜひ手元にほしい一冊。

著者プロフィール

小野昌弘(おの・まさひろ) 1975年生まれ。99年に京都大学医学部卒業。皮膚科研修後、2006年に京都大学大学院医学研究科にて博士号取得。07年より同大学助教。09年からユニバーシティ・カレッジ・ロンドンで研究員。15年にインペリアル・カレッジ・ロンドンに移籍。現在、Reader in Immunology(准教授)。免疫学者。がんや感染症・自己免疫病における免疫反応、中でもT細胞のはたらきを研究。学部では感染症・免疫コースで教鞭をとる。新型コロナの研究・教育も進めており、『コロナ後の世界――今この地点から考える』(筑摩書房)、『現代用語の基礎知識』(2020年版、2021年版、自由国民社)などに寄稿。

「2022年 『免疫学者が語る パンデミックの「終わり」と、これからの世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小野昌弘の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×