SEの「品質」力 (技評SE選書) (技評SE選書 13)

著者 : 幸地司 内山幸央

• 技術評論社 (2010年3月4日発売)

作品紹介・あらすじ

本書は多くのSEを悩ませる品質の問題をとりあげている。第1章では品質管理の難しさと重要さにまつわる話題を、第2章では初級SEにあリがちな誤解を解き、その代わりに持つべき考え方を示す。第3章は開発現場で使える、実践テクニックとしての問題解決ツールについて説明し、第4章はチームマネジメントの観点から、品質問題を致命的なレベルまで悪化させてしまう落とし穴をあげる。第5章はまとめとして品質管理の要点を述べる。

感想・レビュー・書評

[ふったさんの感想 · 2022年4月13日]

品質とはなんなのかから始まり、ソフトウェアの品質という目に見えづらい尺度の管理を行うコツが主力コンテンツでしょうか。
初級SEをメインターゲットにしているような感じなので、具体的手法よりはどちらかというとマインド、心構えに説明を割いている感じがしました。
読みやすいので、すらっと読了できます。
いま自チームがうまく回っていない、と嘆いている層には気づきになるかもしれない一冊です。
ただ、手元にバイブルとして常備する、という性質のハウトゥ本ではないと思います。

[mapleさんの感想 · 2019年6月12日]

著者の実体験が散りばめられてて、色んな場面で共感出来る。しかし、最後の帰納法と演繹法の部分の理解が浅い自分の実力のなさに、ショック。

[u1000さんの感想 · 2010年4月26日]

発見なし。