[改訂第2版] [入門+実践]要求を仕様化する技術・表現する技術 -仕様が書けていますか?

著者 :
  • 技術評論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774142579

作品紹介・あらすじ

相次ぐ「仕様の変更」や「バグの発生」に悩まされていませんか?「要求」とはなにか「仕様」とはなにか、その本質をつかむ!要求仕様書作りの考え方や具体的プロセスを身に付け、表現技術を磨く!仕様モレをなくし、ソフトウェア開発工程をスムーズに。

感想・レビュー・書評

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  • # 書評☆3 [改訂第2版] [入門+実践]要求を仕様化する技術・表現する技術 | USDMによる要求記述方法と計測の重要性

    ## 概要
    『[「派生開発」を成功させるプロセス改善の技術と極意](https://senooken.jp/blog/2019/08/26/)』で変更要求仕様書などの記述に使われていたUSDMについて書かれた本だ。

    前著に興味を持ったので,こちらも読んだのだが,こちらはややいまいちだった。細かいことがけっこう書いてあり,読んでいて面倒くさくなった。

    まず,具体的な書き方が始まる第6章に入るまで,書籍の半分近くの文量を占める1-5章が既存の問題の説明やなぜ要求が必要なのかといったことがひたすらひたすら何回も書かれている。この時点で既に読む気が失せていた。いくら何でもくどすぎる。

    そして,第6章以降も同じような感じで,細かいことや似たようなことを繰り返し説明していた。言いたいことがいろいろあるのはわかるが,もっと要点を絞って簡潔にまとめてほしかった。

    書き方の説明があったり,計測について説明があったのはよかったのだが,全体的に記述が冗長で,ひたすらくどいうという印象だけが残ってしまった。

    ## 結論
    前著が悪くなかったので期待していたのだが,全体的に記述が冗長でくどいところだけが印象に残ってしまった。

    くどい書籍から自分に必要なところを取り出すのはけっこうしんどい作業だ。

    具体的な記述や計測に関する話は比較的よかったので,全体としては残念だった。

    パーマリンク: https://senooken.jp/blog/2019/08/27/

  • 要求仕様化に限らず、「設計」という行為に携わる人間は、全員が読むべき本。要件分析のやり方に悩むエンジニアは多いが、必ず何らか助けになるはず。
    内容は難解ではないが、幅が広いのと実務に合わせてイメージするのが少し難しいので、何度か繰り返して読むのが効果的だろうと思う。

  • プロジェクトの一員として、要件定義書や基本設計書を書いています。正直、書き方とかわからず適当に書いていたので、勉強すべく本書を購入してみました。プロジェクトも終盤に差し掛かったところではあるが、後学のために。

    読めば反省だらけ、プロジェクトでやってはいけないを連発してました。要件定義や基本設計だからといって、詳細を後回しにしてはいけませんね。決めれるところは決めていかないと、出戻り発生、結局追われるだけです。

    参考になったのは、要件と仕様と理由を一緒に書くこと。仕様には必ず理由があります。欄を作って、理由を埋める練習をしましょう。

    あとすぐにFIXしてくださいって言わないで(>_<)

  • 今すぐUSDM書きたい人にとっては冗長でわかり辛い部分があると思う。

  • 要求をしっかり仕様として落とし込み文章化することの大切さを再認識。あり様、書き方が具体的に書かれているのでとても参考になりました。

  • 前半は仕様関連の課題と原因の説明で、共感しかなかったです。。
    後半は具体的な書き方についてで、大変参考になりました。

  • アジャイル否定派。何を作るにも要求仕様が全てのもと。尤もな指摘も多いが、結局excelというのがなぁ…

  • 要求仕様書のあるべき姿を考えさせてくれる本。この本の通りに実践するのはなかなか大変だが、やる価値はあると思う。

  • 内容はとても良いが、いたずらに説明が長く図表での整理が足りない。星一つ減点

  • 時間がない諸氏は、第二部の方法論から読むと良い。要求の書き方、仕様の抽出と書き下し方。まずはコア部分をマスターしたい。

    本書で紹介されているUSDM方法論はJUASでも紹介されている。また、派生開発(一般に改修と呼ばれる)のプロセスを分けて考えているところも共感する。

    開発プロセスをPDFダイアグラムで見える化するなど、CMMIの知見に基づいた具体的なSEの仕事改善案が散りばめられている。

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