悩めるみんなの統計学入門 - 統計学で必ず押さえたい6つのキーワード

著者 :
  • 技術評論社
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774144702

感想・レビュー・書評

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  • 「統計学入門」風のジャンルが書籍にあるとすれば、噛み砕いたわかりやすさ、という点でそのかなり上位に入れてもよいと思えた。


    「分布」「分散」「相関」という王道にも、面倒くさがらない丁寧な説明。他の本では息切れがちな「区間推定」「信頼区間」「カイ二乗検定」最後の「t検定」までも、そのペースでさらさらと理解させてくれる。「適合度検定」「対応のあるt検定」というハードルの高い用語を、あえてその説明の後に持ってきたところも、流れ重視という意味でいいなと思った。

    各章のあたまに少女漫画風のさわり(落語でいう枕)があって、それもわかりやすい例題を提示するのだけれど、どちらかというとこの本の本質は、その本文と手書き風イラストで、基本を丁寧に説明してくれる一点につきると思う。

  • 2章まで読んだ
    ■3章から次に進めず。

  • 僕は統計学がどのような学問かをほとんどしらない。
    この本は、とにかく親切・丁寧に書かれている。
    カイ二乗検定やt検定などが、どのような意味をもっているのかを分かりやすく書いてくれている。

  • 【読了メモ】(150303 11:00) 中西達夫『悩めるみんなの統計学入門 〜統計学で必ず押さえたい6つのキーワード』/技術評論社/2010 Dec 25th/「こういう風に使えるのか!」と場面が設定してあって、すごくわかりやすかったです。/分布、分散、相関、標本、カイ二乗検定、t検定

  • 数学書で縦書きの書籍はやはり無理があるような気がします。
    記載されている内容もかなり省略されているので、理解を深めようとする用途には残念ながら不向きかと思います。
    ただ相関係数の考え方は非常にわかりやすく書かれており参考になりました。

  • 分かりやすく教えようという著者の試みは評価しますが、言葉の選び方など実に粗雑で誤解を与えかねない書き方がやや多く見られたのが残念でした
    また余りにも読者層を低めに設定したのか、この本から統計学に入っていくのはかなり厳しいでしょう

  • 触りぐらいは理解できるかな、と思って読んでみた。しかし、やっぱり難しかった。優しく解説されているのでイメージはしやすいんだけど、計算部分になると途端にわからなくなる。カイ二乗検定までいくともうチンプンカンプン。本のせいってか、読む方のせいだなこりゃw

  • 三葛館一般 417||NA
    量的研究には外せない統計学。日常生活ではあまり意識しないためか、とっつきにくいイメージがありませんか?
    本書はそんな統計学を、やさしく、わかりやすく、説明してくれています。「分布」「分散」「相関」「標本」「カイ二乗検定」「t検定」の6つのキーワードを理解するだけで統計の「わけがわかる」ようにと書かれています。
    読み物として読める、統計学の入門書です。

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著者プロフィール

中西 達夫(なかにし・たつお)
1966年、東京生まれ。㈱モーション専務取締役。大妻女子大学非常勤講師。データサイエンティスト。筑波大学大学院理工学研究科中退。その後、半導体、ゲームソフトウェア、オープン系システムの開発に携わる。amazonよりも先に、日本初のレコメンデーションシステムを導入したことをきっかけに、統計解析の世界に入る。現在は、統計手法を応用したシステム開発、あるいは「データをどう活用したらよいのか」という企業へのコンサルティング活動を手がけている。
主な著書に『マンガでわかる超カンタン統計学』(小学館)、『武器としてのデータ分析力』(日本実業出版社)、『悩めるみんなの統計学入門』(技術評論社)、『実用のための微積とラグランジアン』(工学社)などがある。

「2020年 『文系プログラマーだからこそ身につけたい ディープラーニングの動きを理解するための数式入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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