Jenkins実践入門 ~ビルド・テスト・デプロイを自動化する技術 (WEB+DB PRESS plus)
- 技術評論社 (2011年11月11日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774148915
作品紹介・あらすじ
ビルドやテストを自動化、問題発見を容易にし、品質の高いソフトを効率的に開発するためのツールとして、あのApache Software Foundationでも多くのプロジェクトで利用されているJenkins。本書はインストールなどの基本からJUnitによるテスト、ソースコード管理システムとの連携、メールやTwitterへの通知など、Jenkinsを実開発で使うためのポイントを解説。さらに分散ビルド、成果物のデプロイ、Seleniumによる結合テストの自動化や運用管理などのトピックもおさえた。
感想・レビュー・書評
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最近Jenkinsを使って自動テスト・自動デプロイをやるようになってから開発のサイクルが軽快になってきた。
実際の導入・設定にあたっての具体的な情報はWebで検索した方が早くて新鮮な気もするけれども、手元に1冊この様にまとまった本があると何となく安心する。
再度読み返してみると、第10章の「一歩進んだ活用法」が面白かった。「Seleniumを使ったUIテストも今後ぜひ取り入れよう」という気になった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
open source は進化が早いな。
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Java開発していてEclipse上の各種プラグインで行なっていた作業が鬱陶しくなったので、自動化してみようかと読んだ。手作業だと作業漏れも怖いし。
初めはシェルやcronの発展型みたいな感覚で、これまでやっていたことを自動化で楽する目的だったのだが、実際使ってみると、結果レポート(グラフ化、差分表示)が有用と思った。プロジェクトの見える化。
例がJavaによるWebアプリ開発だったので自分にはぴったりの内容。
Subversionから取得
JUnitによるテスト
WARファイル作成
Coberturaによるカバレッジ
Checkstyle、FindBugs、JavaNCSSによる静的解析
ビルドにAntを多用しているのでAntの知識は前提と思う。
私は既にWARファイル作成をAntでしていたベースがあったのでスムーズに移行できた。
これまでの自分はテスト自動化止まりだったけど、さらに範囲を広げる足がかりができて満足。Jenkinsさんは有能な執事。
あくまでJenkinsというツールについての解説本なので、今後は継続的インテグレーション(CI)の本も読んで思想を知りたいと思った。 -
継続的インテグレーションとは何か、Jenkinsで何ができるかを丁寧に解説しています。
プログラマやSEなど、ソフトウェア開発に携わる人は必読。入門書として最適。
すでにJenkinsを使っているユーザも、9章以降の高度なテクニックは参考になるでしょう。 -
初心者にもわかりやすく丁寧に書かれていた。これなら「よしやってみよう」という気になるね。
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本当に「入門」な内容だったので、既にがさごそ使っている人には物足りないかも。。。っていうか物足りなかったが、全体に丁寧に書いてあるとは感じた。
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Jenkinsの立ち上げを自分でやってみようと思い買った本。本がよく書けているというよりもJenkinsがよくできているので、簡単だった。ただし、windows+cygwin環境では、pathの問題や、pathの表記の違いの問題で多少嵌ります。
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後でまた読んでみたい
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継続的インテグレーションを実現するJenkinsの入門書。 継続的インテグレーションって何?って人が読んでJenkinsクラスタが作れるくらいまではカバーできる内容だと思います。 後半のノウハウ集はすでにJenkinsを運用してても参考になるケースがありそう。
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今となっては、 Jenkins2 も登場しており、古くなってしまっているものも多くあったが、概要をつかむには良かったように思う。