虚数と複素数から見えてくるオイラーの発想 ~e,i,πの正体~ (知りたい! サイエンス)

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  • 技術評論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774149554

作品紹介・あらすじ

オイラーはなぜe,i,πのような数を作ったのでしょうか。指数関数や三角関数を実数から複素数へと世界を広げて考えるとそれまで気がつかなかった性質や関係が現れてきます。そしてそれがオイラーの公式へとつながっていくのです。

感想・レビュー・書評

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  • 我々が見ているは世界の一部という、オイラーの公式はテイラー展開された「波」が打ち消しあった結果という点に感動した。

  • 電気の事で複素数を見たので、懐かしかった。交流の計算で必須だったことを思い出す。

  • オイラーの公式の導出から、数学と物理への応用を紹介してる
    何回な世界を短な現象にあててとっつきやすく解説している
    2回ほどじっくり読み返さないと理解が進まない

  • この手の数学書は、読者層を広くするために求める数学レベルを落とす場合と、レベルは落とさずそれでも解説する本がある。この本は後者になると思う。


    オイラーの公式から虚数空間、微分方程式まで最適かはわからないがわかりやすく説明されている。

  • 高校数学の復習の意味で読んだ。

  • オイラーの法則についての説明が、高校生数学の復習から説明されていて分かりやすい。ただ、最後の物理への応用については、無理やり詰め込む必要はないように思うぐらいおまけ程度に記述されているのが残念です。

  • 【新刊情報】虚数と複素数から見えてくるオイラーの発想 410/ヨ http://tinyurl.com/83bdwho オイラー考案の3つの数e、i、πを簡単に紹介、複素数を考えるメリットを伝えたうえで、オイラーの公式の応用例を説明。シュレディンガー方程式なども取り上げる #安城

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著者プロフィール

1977年 広島で生まれる
1999年 大阪大学理学部数学科卒業
2001年 大阪大学大学院理学研究科数学専攻修士課程修了
 2001年より研伸館にて、2022年からはお茶の水ゼミナール(お茶ゼミ√+)にて、主に東大・京大・医学部などを志望する中高生の大学受験数学を担当する。研伸館では、灘校の生徒を多数指導してきた。
そのかたわら、「大学への数学」などの雑誌での執筆活動も精力的に行う。
 著書『複素解析の神秘性』(現代数学社 2011)、『ユークリッド原論を読み解く』(技術評論社 2014)『超有名進学校生の数学的発想力』(技術評論社 2018)など多数。

「2023年 『敢えて計算も辞さない思考力・判断力・表現力トレーニング 数学BC』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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