SF作家 瀬名秀明が説く! さあ今から未来についてはなそう

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著者 : 瀬名秀明
  • 技術評論社 (2012年10月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774153223

SF作家 瀬名秀明が説く! さあ今から未来についてはなそうの感想・レビュー・書評

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  • エッセイである

     あぁ、読書の好みが同じだなぁと思う。だから瀬名作品が好きだ。

     同じ本を読み、同じところに注目する。ハーモニーの etml なんてまさにそうだな。映画での重量感とかもそうかな。

     だったら、平成ウルトラマンの着地に注目して欲しかったな。また、ガメラにほ触れてほしいな。冒頭でウルトラQにさわったんだから。

     ところで熱力学の保存則はわかるが、時間力学の保存則をテーマにしたらおもしろそうだなぁ。私には書けないけれど。

  • 歴史学の一つの研究に
    これまでの歴史で、歴史学者がどのように過去の歴史を研究してきたか
    を研究している専門家がいるらしい
    入れ子状態の様な話だが、
    未来についても昔からこれまで多くの人が予想をしてきている
    過去から見たら、私たちは未来であるため
    その人達の予想が当たっていたり、はずれていたりで面白い

    場合によっては未来への不安からの警告であったりして
    作者の警告が奇しくも当たってしまった場合は悲しみ
    はずれた場合は、笑い飛ばして下さい、と思いながら
    喜んでいるかもしれない

    近い未来はある程度分かるが、
    遠い未来はなかなか想像がつかない
    ただ、未来は作っていくものでもある

  • 講演を書籍にしたものなので,文体は柔らか。
    味のある話である。

    2013/02/03図書館から借用;返却期限が迫ってきたので,02/27の朝夕の通勤電車で読了

  • 「はじめに」には、「ぼく自身はふだん、SF作家と名乗ることはない。正直なところ、自分でもSF作家だとは思っていない」と書いてあって、今でもいわゆる”プロパーSFファン”に「お前の書くものはSFではない」と叩かれたことが尾を引いているのかと思いながらも、そんな人がSF作家クラブの会長に就任して、50周年という記念すべき節目にSFを周知するためにいろんなことを考えて実行しようとしている、という状況が面白い。
    俺が読んだ範囲では、瀬名秀明の文章は自分が世界に対してどのような違和感を抱えているかの表明を繰り返している、という印象があって、読んでいて何だか不安定な気持ちになることが多いので、第三章「空から地球文明とSFを眺めて」の4「違和を力に」の図39「違和感は、自分と社会を変える」というのを読んでなるほどなあと思ったりする訳です。不安定な気持ちのままなのは変わらないけど。東日本大震災後の現状についての言及は胸に鋭い刃を突き刺された思い。

  • 和図書 901.3/Se57
    資料ID 2012103524

  • 個々の内容は面白いのに、どうもつらつらと思いつくことを取り留めなく綴っているだけのようで全体としてまとまりがなく、今一つ主旨がはっきりしないなあと思っていたら、どうやら幾つかの講演を再構成したものらしい。あぁ、道理で。

    その傾向は第1章が最も強く、本を紹介したいのか何を言いたいのか、やや不明瞭。
    2章のロボティクスに関する内容はなかなか面白かった。
    たまたまテレビで、自分そっくりのジェミノイドをつくり、さまざまな研究をしている阪大の石黒教授の取り組みを見たばかりだったので、特に興味深く読んだ。
    3章は、自身の活動を振り返りつつ今後の展望を語るような内容なのだが、思いのほか奥深い面もあり、一番引き込まれたかも。

  •  何人か読まず嫌いの作家がいるのだけど、この瀬名秀明という人もその一人。たぶん、デビューの頃の科学的ホラーみたいな印象が気に入らなかったのだと思う。小説を読んでいないから読まず嫌いなのだけど、このエッセイを読んで、小説を読みたくなった。

     未来の話と言っても、かなり限定的なお話で、主にエネルギーとロボットの話である。それぞれに実にエキサイティングで楽しかった。

     驚いたのは、この作者が実に豊かなSFマインドを駆使していることで、文化人類学的な側面と、科学史的な側面と、SFという小説の世界が違和感なく解け合っている感じが楽しく、また僕自身の気分とも実にしっくりとあっていて、とっても気持ちがよかった。「マッド・サイエンス入門」なんて本から引用する人だなんて、思ってもみなかった(僕はこの本が大好きなのだ)。

     本当は深刻なお話も含まれているし、エントロピーと時間と生命(意識)の関係など、頭の奥に響いてくるような深遠なネタもたくさんあるのだけど、今回に関しては、この作家とちゃんと出会えたことが個人的には大きい。うれしい出会いである。

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