Webサービスのつくり方 ~「新しい」を生み出すための33のエッセイ (Software Design plus)

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  • 技術評論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774154077

感想・レビュー・書評

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  • 「ぐだぐだ言ってないでコードを書けよ、ハゲ」
    この言葉がすべてだと思う。

  • これは良い

  • スラスラ読めて、良くまとまっていて、中身も面白かった

  • ゆーすけべーさんこと和田裕介さん著。なんかクリエイティブなことやってみよう、とか自分でWebサービス作ってみようかな、とかモチベーションを高めてくれる本です。備忘録的にメモしておきます。

    ・『ぐだぐだ言ってないでコードを書けよ、ハゲ』ということです。口で意見を言ってるだけじゃなくて、今の時代誰でもちょっと勉強すれば一人でも作れるんだけら、自分で簡単なレベルでも人に見せられるものを作ってからモノを言えよ、という教えです。

    ・PHPはプラモデルで、Perlはレゴ。
    フロントエンドはHTML/CSS/JSで決まりだけど、バックエンドはフルスタックなWAF(Ruby on Rails, Python Django)から学ぶにしても、WAFでないもの(Ruby Sinatra, Python Flask, Perl Mojolicious)も経験してみてはいかが?

    ・企画は7項目を決めること。
    1.哲学(企画のきっかけとなる想い)
    2.アイデア(既存の要素の組み合わせ)
    3.テーマ(Battlefieldを決める)
    4.コンセプト
    5.名前
    6.デザイン(見た目のデザインだけじゃなく)
    7.内部設計

    ・Webサービスを創る上での5つのリスク
    1.技術リスク(今できなくてもネタは貯めておけ)
    2.スキルリスク(これは勉強しろ)
    3.リソースリスク
    4.政治リスク(業界の力関係とか)
    5.法的リスク(著作権、個人情報、APIの規約違反)

    ・TDD(Test Driven Development)でいこう。TAP(Test Anything Protocol)は、Perl以外にもRuby/Bacon, Python/PyTap, JavaScript/Qunit Tapがある。

    ・CSS Frameworkを使うと簡単にDesignがそれなりに出来上がる。できればここに挙げたもの以外に自分なりにCSS Frameworkを作っておくと素早くサービスを出すことができる。
    (Blueprint, 960.gs, Blue Trip, YUI CSS, inuit.css, Twitter Bootstrap, JQuery UI CSS Framework, Less Framework)

    ・リバースプロキシや静的ファイル配信には、フロントエンドサーバとしてApacheだけでなく、高速軽快なnginxも検討に入れよう。

    ・監視ソフトは、Cacti, Munin, Zabbix, Nagios, Monitが有名だが、インストールが大変なので、PerlライブラリのCloudForecast(リソース監視)、App::MadEye(死活監視)を使っている。

  • Webサービスのつくり方全体についてわかりやすく書いている。それはそれでとても良いんだけど、本流じゃない所も良い。
    Markdownもこれで知って使うようになったし、勉強会もこの本を読んで行くようになった。
    いろいろときっかけになった本。

  • ウェブサービスの作り方だけでなく、エンジニアとしての成長の仕方、情報の仕方が書かれた本。
    また、開発に対する真摯な考え方が非常に好感が持てる。

    おっぱいとか、偏ったイメージが強かったが、かなり引き込まれる内容でびっくりした。

  • 序盤の「ぐだぐだ言ってないでコード書けよ、ハゲ」が最も重要です。

    本の構成としては、ツールからライブラリの有用性の解説に始まり、プロダクトの回し方やリリースの仕方まで解説されており、Webサービスをつくるにあたって必要なものが書いてあるので初心者でも非常に分かりやすい内容になっています。

    しかしながら、手に職を持っている職業エンジニアにこそ、冒頭の「ぐだぐだ言ってないでコード書けよ、ハゲ」に心を打たれるものがある筈です。

    技術書としてだけでなく、モチベーションを奮い立たせるものとしても、この一冊はオススメです。

  • 「そこに1000人いたとして、アイデアを思いつくのが100人、アイデアを実現するのが10人、アイデアで成功する人は1人」という話に心を打たれた。

    業務系SEという仕事柄、アイデアそのものをふと思いつくことはあるが、その次のステップである実現にこぎつけたことはなく、私は所詮、1000人のうちの100人どまりかorzと思いました。

    でも同時に、1000人いて成功するのは1人というのは、大変だけれども、宝くじで大当たりを狙うよりも遥かに成功率高い、挑戦のしがいのあることだと思った。

  • 具体的にどうしたらウェブサービスを作ったことになるのかいまいちわかってなかったので、読んでちょっとすっきり。
    心構えから入ってくれているのである程度は身になる。後半はもうエンジニア目線なので、コードとかいっぱいでよくわからん。
    アイデア勝負なところがあって、誰でもできるような世の中になっていると感じる。

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