インフラデザインパターン ~安定稼動に導く127の設計方式 (WEB+DB PRESS plus)
- 技術評論社 (2014年2月7日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774162867
感想・レビュー・書評
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基礎的なことは網羅できたものの2014年初版だけあって表現内容が古く(2000年代の業務システム設計に特化、P2P,SAN,帳票などなど)、現代のクラウドインフラデザインパターンにはマッチしない感じだった。
古典と捉えて読むべき内容。
ただサイジングや過負荷対応設計など普遍的に勉強になることは一部あったので、手元置き本としたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
各パターンの詳細な設計や細かい落とし穴などは無いが、目的に応じてどのような選択肢があるかを学ぶにはピッタリだと思う。
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■書名
書名:インフラデザインパターン ~安定稼動に導く127の設計方式
著者:株式会社NTTデータ
■概要
本書は、数百プロジェクトの実績から導かれたインフラ設計の定石
を、デザインパターンとしてまとめたものです。特にインフラにつ
いて経験の浅い技術者(アプリケーション開発者も含む)や、システ
ム構築に責任を持つプロジェクトマネージャ、企業の情報システム
部門でシステムの企画や導入の意思決定を行う方、ベンダーの提案
や設計を評価・比較する方に向けて書かれています。
すべてのデザインパターンには、特徴を把握できる簡潔なイメージ
図が掲載されています。また、各デザインパターンの「できること」
だけでなく、「できないこと」や「留意点」も記載しています。イ
ンフラデザインパターンをベースに設計することで、スキルのある
インフラ技術者が行う検討に近づくことができるでしょう。
(From amazon)
■感想
特定の製品や具体例には言及できないので、一般的なインフラの
デザインパターンが網羅されています。
ここにある概要図は使えるかもしれないですが、この中のどれか
のデザインを選んだとしても、それを具体的に設計する技術は
記載されていません。
という事で、実際に業務に関わっている方にはそこまで実践で使用
出来る本ではないかもしれませんが、インフラの基本形として、
こういう系統でこういう特徴があるという概要をつかむのには良い
本だと思います。
個人的には、もう少し踏み込んでほしかったです。
もう少し踏み込めば、こういう本、かなり重宝されると思うんです
けどね。。。 -
システム設計においてどのような実現方式がありどれを選んだらよいのかがカタログから選ぶように選択していける。個々の方式について深くは解説されていない。
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ソフトウェア開発におけるデザインパターンの考え方をインフラに適用。要件定義、可用性、セキュリティ、拡張性、監視などインフラの様々な側面が扱われている。著者がNTTデータ所属なのでSIerの現場を知っているのも心強い。実践よりは概念や構成の紹介中心なので入門編に向いていそう。
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各項目に関する説明が非常にあっさり且つ若干抽象的であるため、本書を読んで実際のインフラ設計の取り組んでいくことは当然無理であるが、インフラ設計における基本的な検討項目や検討要素はすっきりとまとめられているので、頭の整理にはなる。
参考文献集が載っていないのが残念であるが、よく理解できないと感じた部分の専門書を読めば、当該要素に関する設計の勘所をもうちょっと実感をもってつかめると思う。 -
良著
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図解も分かりやすいし、メリット/デメリットもまとまっていて今後すごく役に立つ。参考程度でもいいので製品名を書いてほしかった。(無理か)
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ITインフラ設計の基本的な内容。あまり目新しい内容はなかったが、インフラ系のエンジニアが一通り抑えておくべき内容であり、良い本と思います。
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名著。システムに携わる人間は、とりあえずこれを読むべき。