Javaエンジニア養成読本 [現場で役立つ最新知識、満載!] (Software Design plus)

  • 技術評論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774169316

作品紹介・あらすじ

Javaは業務システム開発における基盤的な位置づけのプログラミング言語として広く使われており、現在では金融系システムでも利用されるほど盤石な技術として利用されています。技術的には枯れた言語と認識されていますが、長らく使われてきたフレームワークStruts 1もEnd Of Lifeを迎え、Java SE8のリリース、JavaEE7の普及に伴い転換期を迎えています。本書では、業務開発におけるJava にフォーカスを当て、Java の習得が必要な新人エンジニアの方を対象に技術解説はもとより、開発業務に必要なさまざまな要素をわかりやすく解説します。

感想・レビュー・書評

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  • 最後の章は読んでてつらくなる

  • 自分の知識が古くなっていないか確認できて良い本でした。最後の受託の章が生々しい…

  • 【書誌情報】

    『Javaエンジニア養成読本』
    著者:きしだなおき,のざきひろふみ,吉田真也,菊田洋一,渡辺修司,伊賀敏樹
    出版社:技術評論社
    シリーズ:Software Design plus_養成読本シリーズ
    版型:B5判/168ページ
    紙版発売:2014年11月11日
    電子版発売:2014年11月20日
    定価:2,178円(本体1,980円+税10%)
    ISBN:978-4-7741-6931-6

    Javaは業務システム開発における基盤的な位置付けのプログラミング言語として広く使われており,現在では金融系システムでも利用されるほど盤石な技術として利用されています。技術的には枯れた言語と認識されていますが,長らく使われてきたフレームワークStruts 1もEnd Of Lifeを迎え,Java SE8のリリース,JavaEE7の普及に伴い転換期を迎えています。本書では,業務開発におけるJava にフォーカスを当て,Java の習得が必要な新人エンジニアの方を対象に技術解説はもとより,開発業務に必要なさまざまな要素をわかりやすく解説します。
    [https://gihyo.jp/book/2014/978-4-7741-6931-6]

    【簡易目次】
    CONTENTS [ii-iii]
    著者プロフィール [iv]

    巻頭記事 誰も教えてくれないJavaの世界――今とこれからを知るためのJava界の歴史,環境,社会[きしだなおき] 001

    特集1 〜自信を持ってコーディングできるようになる!
    Java入門
    第1章 詳説Hello World――世界一有名なプログラムから覗くJavaの世界[のざき ひろふみ] 
    第2章 クラスを理解する――Javaプログラムの基本単位[のざき ひろふみ] 
    第3章 例外の取り扱い――「転ばぬ先の杖」と「受け身の取り方」[のざき ひろふみ] 
    第4章 Java標準ライブラリの勘どころ――よく使う道具でケガをしないために[のざき ひろふみ] 
    第5章 実践的Javaプログラミングのポイント――これから学習を進めるためのとっかかり[のざき ひろふみ] 

    特集2 コレクションフレームワーク,ラムダ式,Stream API活用術
    [マルチコアCPU対応] Java SE 8時代のデータ処理入門
    第1章 内部イテレーション事始め――Java SE 8時代のコレクション操作[吉田 真也] 
    第2章 「縦の問題」を解決するラムダ式――Java SE 8で導入された待望の新機能
    [吉田 真也] 
    第3章 Stream APIを使いこなすために――Java SE 8時代のバルクデータオペレーション[吉田 真也] 

    特集3 標準化されたJavaのWeb技術を最大限に使いこなす! 現場で役立つJava EE
    第1章 JavaにおけるWebアプリケーション開発の技術動向――Java EEが歩んできた歴史と現在[菊田 洋一] 
    第2章 Servletによるサーバサイド処理――JavaによるWebアプリケーションの基礎知識[菊田 洋一] 
    第3章 JSF によるWeb画面の構築――コンポーネントを中心とした画面インターフェース技術[菊田 洋一] 
    第4章 JAX-RSによるRESTfulなWeb API――シンプルなWebサービスを実現するシンプルなしくみ[菊田 洋一] 
    第5章 JPAによるデータベース操作――オブジェクトを中心としたデータベース処理[菊田 洋一] 
    第6章 CDIによる結合――Java EEのバックボーン[菊田 洋一] 
    第7章 EJBを知ろう――古きEJBに対する負のイメージからの脱却[菊田 洋一] 
    第8章 簡単Java EEチュートリアル[前編]――NetBeansとGlassFishを利用したJava EE開発環境の準備[菊田 洋一] 
    第9章 簡単Java EEチュートリアル[後編]――Java EEアプリケーションの作成[菊田 洋一] 

    特集4 Git,Maven,JUnit,Jenkinsで実践 現場で役立つ チーム開発入門
    第1章 チーム開発のポイント――共同作業を円滑化する開発ツール[渡辺 修司] 
    第2章 Gitによるバージョン管理――ソースコード管理の効率化[渡辺 修司] 
    第3章 Mavenによるビルドの自動化――依存ライブラリの解決,パッケージング,開発環境の統一[渡辺 修司] 
    第4章 JUnitによるユニットテスト――効率的なテストのための心得[渡辺 修司] 
    第5章 Jenkinsによる継続的インテグレーション――アプリ開発の面倒な作業を定型化・自動化[渡辺 修司] 

    一般記事 「フルスタックエンジニア」への道?!
    イマドキのJava受託開発の現場で求められる知識[伊賀 敏樹] 156


    奥付 164

  • あなたとJava

  • Java エンジニア養成どくほん現場で役立つ最新知識・満載

  • Java関連読むの久しいな

  • 久しぶりに、この手の本を読んで、復習になった。幅広く今のJava言語とよく使われていそうなパッケージ、Java8の新機能、簡単チュートリアル、運用テスト周りのツール紹介、実プロジェクトでの生々しい実体験談など、ざっと把握するのに良い。

  • Javaの最近の動向をざっくり掴める本。

  • JavaのTipsとJava SE 8の基礎を目的に購入。入門とあるけど、実際にJava知識が一通りある人向けっぽい。

  • 全体的に今の Java 開発に求められる要素をコンパクトにまとめあげた本。一つ一つの要素は深くないものの、全体をざっと把握するのにはいいと思う。ただ、これを足がかりにそれぞれの要素技術を深堀りするための別の本を読むのは大前提。

    個々の記事だと、特集2の Java 入門は Effective Java とパーフェクト Java に乗ってる一部のエッセンスを凝縮したような記事で、ここに載っているようなことを知らない Java エンジニアはスキルが怪しい。ただ、だからといって、これだけでは全然不足で、やはり上記2冊は最低限読んでないと厳しいと思う。そういう意味でも試金石にはなるかも。

    特集3は Java8 の記事で、これはまだなかなか知れ渡ってない部分だと思うので一読の価値あり。

    特集4は JavaEE の技術要素を広く浅く網羅した記事。一つ一つは概要レベルなので、これもさらに個々の要素を深堀りする必要があるし、これだけではアプリ組めるようにはならない。個人的には JAX-RS がもう少し手厚かったほうが良かったなぁと感じた。

    特集5はチーム開発実践入門をこれまたコンパクトにしたような記事。いまどきの開発では常識というか必須の要素が全て載っているが、これもこれだけでは浅くて、ここからさらに個々の要素を深堀りする必要がある。

    最後の受託開発の記事は、初心者エンジニアが読んでまず学ぶ必要が有ることの量に圧倒されて、そこで挫けるか楽しいと思うかでエンジニアとしての素養が測れるかもしれない。また、この記事はむしろ COBOLer 上がりの管理者が読んだほうがいいと感じた。いまどきの開発に必要な要素はまんべんなく記載されているので、これだけの学習が必要だということをまず理解させることに使えそう。汎用機上がりの管理者は年代的にも受託開発の現場に多くなっていると思うが、そういったバックボーンを持つ管理者はまずこれだけの技術要素が必要なことを知らないことが多い。そこを分からせるだけでも価値があるかもしれない。

  • 請求記号 007.64/Ki 57

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著者プロフィール

きしだなおき
九州芸術工科大学 芸術工学部 音響設計学科を満期退学後、フリーランスでの活動を経て、2015 年から LINE Fukuoka株式会社勤務。著書に『創るJava[改訂第3版]』(マイナビ)、『みんなのJava OpenJDKから始まる大変革期! 』(共著、技術評論社)など。

「2022年 『プロになるJava―仕事で必要なプログラミングの知識がゼロから身につく最高の指南書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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