【図解】コレ1枚でわかる最新ITトレンド

  • 技術評論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774171791

作品紹介・あらすじ

ネットをながめているだけではなかなか見えてこない全体像と「なぜ」が約100点もの図解でみるみるわかる!

感想・レビュー・書評

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  • 所在:展示架
    請求番号:007/Sa25
    資料ID:11601417

    選書担当:川中

  • タイトル通りの書籍。
    今のITトレンドについて主に左1ページは図、右1ページは説明という形式で以下カテゴリについて計100枚ほどのスライドで説明されている。

    - クラウドコンピューティング
    - モバイルとウェアラブル
    - ITインフラ
    - IoTとビッグデータ
    - スマートマシン

    さらにこの100枚のパワーポイントデータをDLできてフリーで使うことができるので、営業や社内勉強会に最適。
    頭の中でなんとなく知った様なトレンドや用語についても視覚的に図としてまとめられていると、再認識しやすくすっきり理解できる。

    また、0章で説明されている通り「トレンドを知る」ということは
    - その出来事が注目されるようになった理由を知る
    - その出来事が生みだされたメカニズムや法則をしる
    - その出来事同士の関係や構造を知る
    - その出来事が未来にどのようにつながるのかを知る
    ということ。

    社会的要因のためにトレンドを知るということに目からウロコでした。

    ITの業界は予算獲得のための言葉先行型のトレンドワードがバズることが多々あるが、そのバズワードに対し正しい知識をもつことで適正な予算を獲得できるように有効活用できる一冊。

    ただ、1点気になったことはクラウドを推進しすぎて見えたこと。クラウドの欠点やオンプレミスのメリットについて等の多角的な視点で分析された資料も欲しかった。

  • ※『3訂版』(2020年)あり。
    https://gihyo.jp/book/2020/978-4-297-11145-8

    【書誌情報】
    『図解 コレ1枚でわかる最新ITトレンド』
    発売日:2015年2月5日
    著者:斎藤 昌義[さいとう・まさのり] 
    著者:大越 章司[おおこし・しょうじ] 
    著者:渋屋 隆一[しぶや・りゅういち]
    装丁・本文デザイン・DTP:杉本 マコト[すぎもと・まこと]
    編集:俵 智之[たわら・ともゆき] 
    版型:A5判/224ページ
    定価:1,738円(本体1,580円+税10%)
    ISBN:978-4-7741-7179-1

     本書は,ネットをながめているだけではなかなか見えてこないITトレンドの全体像を,約100点もの図解とともにわかりやすく解説。図表はPowerPointデータとしてダウンロード可能,ロイヤリティ・フリーなので勉強会の資料や提案書の素材としてご活用いただけます。
     就活生の方や新社会人の方から,営業の方,情報システムや経営企画の担当者の方まで,ITを知るために必携の1冊!
    [https://gihyo.jp/book/2015/978-4-7741-7179-1]


    【目次】
    はじめに(平成26年11月21日 斎藤昌義 大越章司 渋屋隆一) [003-004]
    目次 [005-008]


    第0章 最新ITトレンドの全体像を把握する 009

    第1章 クラウドコンピューティング 019
    コレ1枚でわかるクラウドコンピューティング
    「自家発電モデル」から「発電所モデル」へ
    クラウドはシステム資源のECサイト
    クラウドならではの費用対効果の考え方
    クラウドがもたらす本当の変化(1)
    クラウドがもたらす本当の変化(2)
    歴史的背景から考えるクラウドへの期待
    情報システム部門の現状から考えるクラウドへの期待
    クラウドの定義と起源
    クラウドの3つのサービスモデル
    クラウドの配置モデル
    パブリックとプライベートを組み合わせた「ハイブリッドクラウド」
    クラウドに欠かせない5つの特徴
    「ガバナンスが効かないからクラウドは使えない」という都市伝説
    「セキュリティが不安なのでクラウドは使えない」という都市伝説
    日米の企業文化の違いとクラウドへの期待
    クラウドの価値を引き出すための戦略
    【コラム】アジャイル開発(1)
    【コラム】アジャイル開発(2)
    クラウドによってもたらされる3つの価値
    【コラム】DevOps
    クラウドの3つのビジネスモデル 

    第2章 モバイルとウェアラブル 069
    コレ1枚でわかるモバイルとウェアラブル
    【コラム】「ムーアの法則」と「メトカーフの法則」
    パソコンとモバイルの違い
    モバイルデバイスが変えたIT利用シーン
    ユーザーから情報の発信と共有がかんたんに
    ウェアラブルデバイスの登場
    ウェアラブルの種類と使われ方
    モバイル/ウェアラブルとクラウドの関係
    モバイルデバイスの歴史
    iPhoneの成功とその理由
    クラウドとモバイルの関係
    クライアントプラットフォームとしてのWindows
    【コラム】ARM(アーム)プロセッサ
    クライアントプラットフォームの進化の歴史
    Ajaxの登場で高度な操作性を実現できるように
    ブラウザの進化とAjax
    Webアプリとネイティブアプリ
    【コラム】新しいクライアント環境(1)
    【コラム】新しいクライアント環境(2)
    モバイルシフト/モバイルファーストの波
    【コラム】HTML5(1)
    【コラム】HTML5(2) 

    第3章 ITインフラ 115
    コレ1枚でわかるITインフラ
    コンピュータをつなげる
    人をつなげる
    【コラム】ソーシャルグラフ
    モノをつなげる
    これからのITインフラを支える仮想化
    「仮想化」の本当の意味
    仮想化の3つの種類
    仮想化の歴史
    サーバーの仮想化
    【コラム】コンテナ型仮想化「Docker」(ドッカー)
    サーバー仮想化が変えたサーバー利用の常識(1)
    サーバー仮想化が変えたサーバー利用の常識(2)
    サーバーだけではない仮想化
    デスクトップ仮想化とアプリケーション仮想化
    【コラム】シンクライアント
    クライアント仮想化
    ストレージ仮想化
    ネットワーク仮想化
    仮想化の先にあるのは「ITインフラ全体のソフトウェア化」
    【コラム】オープン
    ITインフラの進化でこれからのワークスタイルが変わる
    【コラム】デジタルマーケティング(1)
    【コラム】デジタルマーケティング(2)
    PCの使い方の常識が変わる
    【コラム】Chromebook(クロームブック)
    利便性の向上とセキュリティについての考え方 

    第4章 IoTとビッグデータ 171
    コレ1枚でわかるIoTとビッグデータ
    なぜ,いまIoTなのか
    なぜ,いまビッグデータなのか
    IoTとビッグデータがもたらす価値とは
    IoTの仕組み
    【コラム】3Dプリンタ
    IoTはどのように使われるのか
    ビックデータの仕組み
    ビッグデータはどのように使われるのか
    【コラム】データサイエンティスト 

    第5章 スマートマシン 193
    コレ1枚でわかるスマートマシン
    スマートマシンの3つのタイプ
    スマートマシンを実現させる4つのテクノロジー
    スマートマシンはどのような世界を実現しようとしているのか
    【コラム】コンテキストテクノロジー
    新しいインターフェイスとしてのスマートマシン
    スマートマシンの頭脳となるのは「人工知能」
    知識の蓄積を自動化する「機械学習」
    人間の脳の働きを再現する「ニューラルネットワーク」と「ディープラーニング」


    おわりに(2015年1月3日 斎藤昌義) [212-215]
    索引 [216-222]
    著者プロフィール [223]

  • ことば面だけで知っていても理解できていないITのこと。
    変化も早いし、常識とみなされると 今更聞くこともできない・・・。

    本書では図解でわかりやすく解説されているので、とりあえず読んだときはわかった気になります。
    すぐ忘れるけど・・・。 また、別の切り口からの解説を読む。
    その時 この図表が目に浮かべば OK。

    【図解】コレ1枚でわかる最新ITトレンド

    2017/03/09  予約  3/11 借りる。3/13 読み始める。5/10 読み終わる。

    内容と目次・著者は

    内容 :
    ITの最新の常識をできるだけ平易に説明した書。
    お互いに深い関係を持つキーワード同士のつながりがわかるよう、約100点の図表を用いて解説する。
    図表がダウンロードできるURL、パスワードつき。

    目次 :
     第0章 最新ITトレンドの全体像を把握する
     第1章 クラウドコンピューティング
     第2章 モバイルとウェアラブル
     第3章 ITインフラ
     第4章 IoTとビッグデータ
     第5章 スマートマシン

    著者 :
    ・ 斎藤 昌義 ネットコマース株式会社 代表取締役。  → URLはこちら http://www.netcommerce.co.jp/blog 『ブログ 』 :  URLはこちら https://www.facebook.com/after311 『Facebook 』 : 

    ・ 大越 章司 URLはこちら http://www.appliedmarketing.co.jp/ 『株式会社アプライド・マーケティング 』 :  代表取締役

    ・ 渋屋 隆一 マーケティング・IT(情報通信)を中心とするコンサルタント。
     「URLはこちら http://biz-it-base.com/ 『ど真ん中を生きる独立・経営 』 : 」
     

  • IT技術を簡単に分かりやすく紹介している本。
    正直知っている内容については読み飛ばして問題ない。
    そもそもどんなものか知らないところだけ読むといいかと。

    【勉強になったこと】
    ・クラウドが進んだ理由として、IT投資がコストと
     思われてしまうことがあり、予算が取りづらくなった
     背景がある。これにより、ランニングコストで経費として
     計上出来る手段を作ることで予算取りを回避するという
     新しい調達ルートが出来た。

    ・パブリッククラウドの中にも固定で割り当てる仕組みが
     あり、それを「バーチャルプライベートクラウド」
     もしくは「ホステッドプライベートクラウド」という。

    ・クラウドに欠かせない5つの特徴
     ①オンデマンド・セルフサービス
     ②幅広いネットワークアクセス
     ③リソースの共有
     ④迅速な拡張性
     ⑤サービスが計測可能・従量課金が可能

    ・アジャイル開発の目的
     ①予測できない未来を推測で決めさせず、
      本当に使うシステムだけを作ることで、
      ムダな開発投資をさせない。
     ②変更要求に柔軟に対応し、納得して使える
      システムを実現する。
     ③納得できる予算と期間の中で最善の機能と
      品質を実現する

    ・コンテナ型はハイパーバイザ型に比べて、
     システム資源のオーバーヘッドが少ない。

    ・スマートマシンの3つの分類
     ①Movers(移動するもの)
     ②Sages(賢者)
     ③Doers(行動するもの)

  • クラウド、モバイル、ビッグデータなど、Hotなキーワードに対し、大枠がわかりやすく記載されていた

  • 最新のITトレンドについて簡単かつ網羅的にまとめられている。本当にさわりを知りたい門外漢やIT系企業の新入社員なんかにオススメ。ある程度素養のある人には物足りなく感じるかもなぁ・・・

  • 幅広く分かりやすく説明されており、 ITがよく分からない人にオススメ。

  • この著者のほかの本は内容が濃くて好きなのだが、この本の内容は表層的で薄っぺらい。。

  • 図解が満載&ほぼ全てDL可能なのはお得。

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著者プロフィール

● 斎藤昌義(さいとう まさのり)
1982 年、日本IBM に入社、営業として一部上場の電気電子関連企業を担当。その後営業企画部門に在籍した後、同社を退職。
1995 年、ネットコマース株式会社を設立、代表取締役に就任。産学連携事業やベンチャー企業の立ち上げのプロデュース、大手IT ソリューションベンダーの事業戦略の策定、営業組織の改革支援、人材育成やビジネスコーチング、ユーザー企業の
情報システムの企画・戦略の策定などに従事。IT 関係者による災害ボランティア団体「一般社団法人・情報支援レスキュー隊」代表理事。
『未来を味方にする技術』『システムインテグレーション再生の戦略』『システムインテグレーション崩壊』(すべて技術評論社 刊)ほかの著書、雑誌寄稿や取材記事、講義・講演など多数。

「2022年 『【図解】コレ1枚でわかる最新ITトレンド[増補改訂4版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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