ブ-タンの朝日に夢をのせて: ヒマラヤの王国で真の国際協力をとげた西岡京治の物語 (くもんのノンフィクション・愛のシリーズ 25)

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  • くもん出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774300955

作品紹介・あらすじ

一九九二年三月、ヒマラヤの山やまにいだかれたブータン王国で、ひとりの日本人のお葬式がいとなまれていました。その人の名は、西岡京治。日本から夫人の里子と共にやってきて二十八年め、京治はこの地で生涯をとじたのです。国王をはじめ、あらゆるブータン国民が、京治の死をかなしみ、なみだをながしました。西岡京治は、ブータンの人びとに心から愛された日本人です。小学中級以上むき。

感想・レビュー・書評

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  • 子供向けだけれど、だからこそわかりやすい、伝記本。
    農業を指導し、ブータンに骨を埋めることになった。
    医療が足りないのが亡くなった原因かと思うと、次はそこだなと。
    偉業を達成した献身的な人は本当に頭が下がる。

  • 小学生向けだけどブータンに興味があって読んだ。読んでよかった!
    誇れる日本史を知ると嬉しくなる。

  • 西岡京治さんの軌跡を追ったノンフィクション。若かりしダショー・ジャンペイや知っている土地・場所・工場等もたくさん登場し面白い。西岡さんの業績が分かりやすく書かれているので、入門書としても最適。平成23年度版の国語教科書でも推薦図書として取り上げられています。

  • 子供向け。昔読んだ「エジソン」「野口英世」みたいな伝記を思い出した。わかりやすくていいんだけど、西岡京治が「えらいひと」になってしまって、彼の思いがいまひとつ伝わってこない。まあしょうがないけど。
    西岡京治のことを知りたいので、別の本も探してみよう。

  • 児童書。
    チベット関係の本を読んだ後、これを読むと特に泣けてくる。
    チベットにもダショー西岡のような人が必要だ。
    自分の正義感からでも、反共思想からでもなく、
    本当にチベットのことを思い、考えていく人が……。

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著者プロフィール

日本児童文学者協会元会長。1939年群馬県生まれ。『また七ぎつね自転車にのる』『街かどの夏休み』『二ちょうめおばけやしき』『かっぱ大さわぎ』など多数。絵本やノンフィクションも手がける。2007年没。

「2020年 『よみとく10分シリーズ 10分で読める名作 全6巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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