ブ-タンの朝日に夢をのせて: ヒマラヤの王国で真の国際協力をとげた西岡京治の物語 (くもんのノンフィクション・愛のシリーズ 25)
- くもん出版 (1996年12月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774300955
作品紹介・あらすじ
一九九二年三月、ヒマラヤの山やまにいだかれたブータン王国で、ひとりの日本人のお葬式がいとなまれていました。その人の名は、西岡京治。日本から夫人の里子と共にやってきて二十八年め、京治はこの地で生涯をとじたのです。国王をはじめ、あらゆるブータン国民が、京治の死をかなしみ、なみだをながしました。西岡京治は、ブータンの人びとに心から愛された日本人です。小学中級以上むき。
感想・レビュー・書評
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子供向けだけれど、だからこそわかりやすい、伝記本。
農業を指導し、ブータンに骨を埋めることになった。
医療が足りないのが亡くなった原因かと思うと、次はそこだなと。
偉業を達成した献身的な人は本当に頭が下がる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
小学生向けだけどブータンに興味があって読んだ。読んでよかった!
誇れる日本史を知ると嬉しくなる。 -
西岡京治さんの軌跡を追ったノンフィクション。若かりしダショー・ジャンペイや知っている土地・場所・工場等もたくさん登場し面白い。西岡さんの業績が分かりやすく書かれているので、入門書としても最適。平成23年度版の国語教科書でも推薦図書として取り上げられています。
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子供向け。昔読んだ「エジソン」「野口英世」みたいな伝記を思い出した。わかりやすくていいんだけど、西岡京治が「えらいひと」になってしまって、彼の思いがいまひとつ伝わってこない。まあしょうがないけど。
西岡京治のことを知りたいので、別の本も探してみよう。 -
児童書。
チベット関係の本を読んだ後、これを読むと特に泣けてくる。
チベットにもダショー西岡のような人が必要だ。
自分の正義感からでも、反共思想からでもなく、
本当にチベットのことを思い、考えていく人が……。