ほんものの友情、現在進行中! (読書がたのしくなる・ニッポンの文学)

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  • くもん出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (149ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774313429

感想・レビュー・書評

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  • 新美南吉の『正坊とクロ」サーカスのクマと少年の絆・・・離ればなれでも互いに思い合う・・・せ、切ない・・・。南吉のほのぼのほっこり感と、どこかもの悲しい切ない感じが上手く混ざり合っている・・・。
    国木田独歩の「画の悲しみ」おわ~~~~ヤンチャ系後輩×大人しい先輩の少年同士の爽やか友情ものだけど死別END。切ねえ・・・。
    宮沢賢治の「なめとこ山の熊」賢治先生といえば健気な動物の死!だけどこれは珍しく人間側もしんでる・・・。人間が生きる業・・・それに比べて動物はなんと潔い・・・。
    太宰治の「走れメロス」久々に読んだけどこれマジで短篇であっという間に終わるな・・・。メロス体感10分以下・・・。たしか計算するとそんな走ってないらしいもんなメロス・・・。あと王様がラストただの萌えキャラになってメロスが猥褻物陳列罪で乙女を困らせるEND。あれ他に言いようなかったんか。
    菊池寛の「ゼラール中尉」なんてーかこの人は嫌な人間書くのが上手いんだな・・・。嫌っていうかなんてーかダメな人ってか・・・うん・・・。
    堀辰雄の「馬車を待つ間」初めて著作読んだけど、割と独特な作風だったぞ???

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著者プロフィール

1888年生まれ、1948年没。小説家、劇作家、ジャーナリスト。実業家としても文藝春秋社を興し、芥川賞、直木賞、菊池寛賞の創設に携わる。戯曲『父帰る』が舞台化をきっかけに絶賛され、本作は菊池を代表する作品となった。その後、面白さと平易さを重視した新聞小説『真珠夫人』などが成功をおさめる一方、鋭いジャーナリスト感覚から「文藝春秋」を創刊。文芸家協会会長等を務め、文壇の大御所と呼ばれた。

「2023年 『芥川龍之介・菊池寛共訳 完全版 アリス物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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