なぜ、めい王星は惑星じゃないの?: 科学の進歩は宇宙の当たり前をかえていく
- くもん出版 (2007年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (99ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774313467
感想・レビュー・書評
-
2005年、小天体エリスが、冥王星より大きいことが発表された。エリスを惑星の仲間にいれるのか?冥王星を惑星からはずすのか?2006年、世界中の天文学者が集まって、議論した。
(『キラキラ子どもブックトーク』玉川大学出版部より紹介)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「三体」を読み終わり、新しい物語を読むには幾分充電が必要な心持ちのところ、子どもを図書館に放牧させに行ったついでに子供向けの科学読本のコーナーで目に留まりそのまま読了。
「惑星」の定義であったり、星が地球がどうやって出来上がったのかというそもそもの話だったり、観測技術の進歩の話だったりをフムフムと読みながら、「三体」の物語世界の掩体計画に思いを馳せることができました。
オッサンはそういう読み方しましたが、子供向けにも良書だと思います。 -
「なぜ冥王星はもはや惑星ではないのか」という疑問を中心に、太陽系の出来方、他の惑星の発見、8つの惑星の詳細説明やそれ以外の太陽系外縁天体や小惑星の内容が容易な比較的言葉で書かれており、宇宙のことが少し身近になる本だった。
-
わかりやすい!!
子ども向けの科学の本、大好き。 -
子供が読むかと思って、ブックオフで古本を購入。親も読む。冥王星が惑星でなくなったことは、その当時新聞でも大きく報道されたので知っていたが、その後、セレス(小惑星の一つ)、エリス(外縁天体の一つ)とともに準惑星と呼ばれるようになったことは、聞いたことがあるような気がするものの、知らなかった。「『プルートー』を提案したのは、イギリスに住むバーニーという女の子でした。ローウェル天文台に『『プルートー』という名前がよい』と手紙を出したときは、一一歳だったといいます。」(40ページ)と紹介されている冥王星の命名者は、「発明家は子ども!」で紹介されていたベネティア・バーニーのこと。
-
子供向きの書籍ではあるが、いや『だからこそ』かもしれないが、
解説が簡明で、冥王星のカテゴリーが『惑星』から『準惑星』に
変更されたいきさつがよくわかった。
それにしても、観測機器の進歩が冥王星の発見につながり、
さらに天王星以遠の“太陽系外縁天体”の発見に至った結果、
冥王星が『準惑星』に降格(?)する羽目に陥ったのは
皮肉ではある。
冥王星、可哀想 ... -
子供向けの本だけどなかなか面白かった。
土星より外の惑星が見つかっていき、そして冥王星が惑星じゃなくなってしまった経緯。
結論からすると、冷たいようだけど惑星じゃないね。>冥王星。笑い
(2008/09/10)