氷石 (くもんの児童文学)

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  • くもん出版 (2008年1月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774313634

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氷石 (くもんの児童文学)の感想・レビュー・書評

  • 55点。期待はずれ。可もなく不可もなく。
    これ読むなら「鬼の橋」とか「えんの松原」とか読んだほうがよっぽどおもしろいし、歴史に興味がわくと思う。
    スイーツ寄りの子なら荻原規子のシリーズとか。
    (気は乗らないがつづきはまた今度)

  • 図書館で書名が気になって手に取った作品。天然痘が蔓延していた天平九年の日本(奈良時代?)を背景に、千広という少年の生き抜く日々を描く。疫病で母や従兄弟を失い、天涯孤独になる千広は深い絶望に苛まれつつも、新たな出会いとそこから生きる希望を見出だしていく。ふわりと香る恋もあり。個人的には安都(あと)のキャラクターが大好き。実際に発見された、その時代の木簡(木の札)や書かれた文字も小説に盛り込まれていて設定に深みを与えている。この物語自体はフィクションでも遠い昔の時代に実際に存在した木簡があるのだと思うだけで、どこか繋がっている気分がする。

  • 第38回日本児童文芸新人賞受賞:

  • 天平9(737)年の平城京。父は遣唐使船で唐に渡っていったきり、母は伯父に家を追い出された上もがさ(天然痘)で亡くなり、傷つき孤独のうちに荒んだ気持ちの少年千広が、様々な人たちと出会い支えられながら希望を取り戻して成長していく物語。時代考証をよくされていて細かく描写されているので知るよしもない平城京での暮しが目に浮かぶようでした。物語の構成もしっかりしていて丁寧さを感じる作品です。

  •  天平時代、母を疫病でなくした千広。遣唐使として唐に行った父は、いまだ帰らない。疫病に効くと嘘をつき石を売っていた千広は、大きな屋敷の下働きの少女・宿奈や施薬院で働く法師・伊真と出会う・・・。
    (14才)

  • 平城京の都、遣唐使船に乗り込んだ父の影を払えず
    ささくれた心のまま一人生きようとする少年。
    やがて周囲の人々によって再び夢を取り戻す…

    遷都1200年の奈良の都にふさわしく、
    施薬院や光明皇后も登場。

    一気に読める一冊。

  • 2010.05.14 図書館
    2010.05.15 読了

  • どうしても「水底の棺」と比べてしまう(一昨日狭山池博物館に行ってきたせいもあるかも)し、
    そちらに軍配を上げてしまう。
    「水底…」のほうが、主人公の境遇や、物語の起伏に、より深みを感じる。
    しかし、解説にもあったように木簡を扱った歴史小説という点では面白い。
    また、表現の面白さを感じたところは、時代性を超えた人と人のやり取り部分だったりする。
    そこが作家として、現代物も期待できるととるのか、時代物を書くための力量に疑問を感じる、
    ととるのか。判断は難しい。

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氷石 (くもんの児童文学)の作品紹介

「これがほしいの」宿奈がさしだした手の上に、千広が売った小石がのっていた。「疫病に効くとか大神のご加護とか、全部、空言なんだぜ」「知ってる。それでもかまわない。つるつるしていて、まるで水晶みたいでしょう。水晶のこと、氷石ともいうのだって…」ひたむきさを失いかけた少年に訪れる、天平九年の夏の出会い。

氷石 (くもんの児童文学)はこんな本です

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