元気な脳が君たちの未来をひらく: 脳科学が明かす「早寝早起き朝ごはん」と「学習」の大切さ (くもんジュニアサイエンス)

著者 :
  • くもん出版
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774321141

作品紹介・あらすじ

いつまで起きているのっ!早く起きなさいっ!朝ごはん、食べなさいっ!学校の勉強をしなさいっ!みなさんはいつも"うるさいなぁ"と思っていませんか?ところが、大人たちや学校の先生がいうことには、科学的な理由がきちんとあったのです。

感想・レビュー・書評

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  • 小学生高学年向け。グラフや図はあるけどイラストが少ないので、本当に読んでほしい課題のある子は最後まで読まないのでは?と思った。

    ・朝食を食べないとテストの成績が悪くなる。
    毎日朝食を食べる人の国語の平均点は67点、全く食べない人は47点だった。

    ・子どもの頃朝食欠食すると、希望の大学や会社に入れる割り合いが低くなる。

    ・朝食を抜くと昼食と夕食の吸収率が上がり、太りやすくなる。力士はその方法で増量している。

    ・朝食をバランスよく食べた人を100とすると、主食だけの人は80、欠食した人も80。ご飯だけを食べるよりも、納豆などの大豆食品を取り入れると効率よく脳に糖を取り入れやすくなる。

  • メルカリ売却

  • 子ども向けの脳の話。大人が読んで、子どもへの説得の根拠に使うのもよい。

  • 読みやすいかな。
    しかし、ステージがアップするなぁ。大丈夫か?

  • ★★★☆☆
    脳科学からみる食育レポート。
    早寝、早起き、朝ごはん。
    毎日の規則正しい生活が脳を育てる。
    脳の働きが図になって見やすく。
    (まっきー)

  • 小学生へ向けた内容。
    将来希望の道へ進むためには、小学生のいまどんなことが必要なのかを説いている。
    いわく「早寝早起き」「朝ごはん」と「学習」だ。

    今更ながら私もダイエットをひとまず横へ置き、朝ごはんを食べ始めた。
    だってねーやっぱり効率よくいきたいからね。

    ぜひお子さんに。

  • チェック項目11箇所。おかずもある朝食を食べた人の脳の力を100としたら、朝食を食べなかった人の脳の力は80です、ところが、お米のごはんやパンだけの朝食を食べた人の脳の力も、意外や意外、朝食を食べなかった人と同じで80でした。わたしたちがものを考えたり、体を動かしたりすることができるのは、脳が働いているからです、だれかと話をするのも、ほかの人の気持ちを考えるのも、勉強するのも、遊ぶのも、わたしたち活動はすべて、脳の働きです。いくら勉強をがんばっても、しわはふえないのです、でも勉強や運動などでがんばって脳を使っていると、しわの数はふえなくても、深くなることが知られています。食事の回数がいつもより少なくなると、
    体は次の食事への不安を高めます、すると、食べたものをより多くの脂肪に変えて体の中にためこんでしまい、それで太るというわけです。おかずでいちばんおすすめなのは、納豆です。脳や体の細胞がブドウ糖をじょうずに使うために必要な栄養が、たっぷり入っているからです。みなさんの脳が元気にたくましく育つためには、グリセミック指数が低い食べもののほうがよいのではないかと考えたのです。世界中の人のミトコンドリアの性質は、何万年も前にアフリカに住んでいた一人の女性から受け継がれたものではないか、と考えられます、もちろん、その時代にもたくさんの女性が住んでいました、ところが、そのたった一人の女性のミトコンドリアが現在まで、地球上の約70億人の人に受けつがれているというのです。携帯電話をもっている人は、夜ねるときにはかならず、電源を切るようにしてください、そうしないと友だちから電話やメールが来るかもしれないと気になって、ねむりが浅くなり、リズムをうまくつくれなくなります。話をするという行動は同じでも、目と目を合わせて、相手の顔や表情を見ながら話をするほうが、脳が活発に働くことがわかりました。勉強すること……わたしたちの祖先が築きあげてきた知識や技術を身につけて、自分のものにすることです、そして、その上に新しいものは知識や 技術をさらにつけたし、子孫たちにわたすことです。

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著者プロフィール

東北大学加齢医学研究所所長。
1959年千葉県生まれ。東北大学医学部卒業後、同大学院医学研究科修了。医学博士。スウェーデン王国カロリンスカ研究所客員研究員、東北大学助手、同専講師を経て、同大学教授として、高次脳機能の解明研究を行う。人の脳活動のしくみを研究する「脳機能イメージング」のパイオニアであり、脳機能開発研究の国内第一人者。ニンテンドーDS用ソフト「脳を鍛える大人のDSトレーニング」シリーズの監修者。学習療法を応用した『脳が活性化する100日間パズル』シリーズ(学研)や『楽しい!脳活パズル120日』(学研)など著書多数。

「2022年 『美しい日本の祭礼』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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