ひつじの王さま

  • くもん出版
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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774324340

感想・レビュー・書評

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  • こども用に借りたもののストーリー展開が母的に好きでなかったので母のみ。

  • 4歳4ヶ月の娘へ
    私はあんまりすきじゃなかった

  • 強い風が吹いて、飛んできたのは青い王冠。羊のルイは青い王冠をかぶった。そしてルイは思った。王冠があるって事は、私は王だ。みんな、頭を下げろ。王の玉座に座る。法律を作る。みんなは王に従わなくてはならない。ルイの欲望はどんどんワガママになっていくが、また、強い風が吹き、青い王冠は飛んでいってしまう。
    ルイはただの羊に戻り、羊の国はもとどうり。だけどそこへ、青い王冠をかぶった奴が野原の向こうからやってくる…。

    内容的には、文で書くと、高学年でもいけるシビアなストーリー展開だけど、イラストがほのぼのしていて、可愛い過ぎないのがいい。ルイが威張って、他の羊たちに「頭を下げろ」と言ってはいるが、イラストでは、単にみんなエサを食べているだけ、みたいに。

    作者はフランス人で、ルイって名前も王様のマントや宮廷の庭なんかはフランス風なのに、軍隊は何故かイギリス風な帽子⁇
    あさのあつこさんが訳。


  • 王さまってそんなのじゃないのにな

    王冠はオオカミの手に渡ってしまったけど皆んな食べられちゃうのでは

  • よくわからない話てした

  • 権力って自分の力ちゃうのにな。
    錯覚おこすんやろな。こわいな。

  • なんなんだコレは?(←良い意味で)

    本当に、王様になっていたの?
    それとも『つもり』になっていただけ?

    どちらにしろ、王冠には人(ヒツジ)の心を動かすチカラがある、って事だね。

  • どちらかといえば、大人向けの絵本。
    ある日、風で王冠が飛んできて、一匹の羊が急に王様になり、また大風が吹いて、王冠が飛ばされ、普通の羊に戻るという展開は、なるほどそんなものかもと思わされる。

    絵もきれいで、羊の表情の描き方がユーモラスで好き。

  • 2016/7/11 5-1 (12)5年

  • かわいいヒツジの群れの中にも、野心家がー。
    どこか現代社会へのアイロニーを感じる。

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著者プロフィール

1970年フランス・ブルターニュ生まれ。グラフィックデザイナーを経て、イラストレーターとして活躍中。児童書、絵本の絵も多く手がけている。邦訳されているものに『ママが いっちゃった…』(あすなろ書房)『水曜日の本屋さん』(いずれも光村教育図書)「リタとナントカ」シリーズ(岩崎書店)『ちいさいきみとおおきいぼく』(ポプラ社)などがある。

「2015年 『ひつじの王さま』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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