円周率の謎を追う 江戸の天才数学者・関孝和の挑戦

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  • くもん出版 (2016年11月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774325521

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円周率の謎を追う 江戸の天才数学者・関孝和の挑戦の感想・レビュー・書評

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  • 2017/11/13

    289.1||セ (4階歴史・地理)

    円周率3.14が、まだ使われていなかった江戸時代。円に魅せられ、その謎を解明しようとした数学者関孝和。円周率の計算や、筆算による計算の発明など、数々の偉業を残し、日本独自の数学・和算を、世界と競えるレベルにまで押し上げた関孝和の、少年時代からの物語。
    和算の魅力に触れてみませんか!!

  •  201年の青少年読書感想文全国コンクールの中学生の課題図書にもなっていた本。
     関孝和が、日本独自の数学、和算にのめり込み、人生のなかで円周率の正確な値を求めようと謎に挑んだ人生。
     武家の次男坊に生まれたが、江戸時代の数学書「塵劫記」をきっかけに武芸よりも数学に興味を持った孝和。難しい問題が解けたときの喜びを味わっている。

     和算を高め、西洋の数学にも引けをとらない和算の発展に貢献した。
     ともに謎に挑んだライバルや、それを支えた人。数学に傾倒していくことを、良しと思っていなかった兄。

     そんな、侍としてははみ出しものの孝和が、無限数である円周率に魅せられた。その当時は、およそ3.16と言われていたが、それに疑問を持ち、様々な数学の書物にあたり、自分でも計算の方法を研究したりした。
     関孝和の著した「微発算法」や弟子たちの残した書物などで、彼らの和算が世界のなかでもとりわけ優れているものだと言われている。

     本を読む限り、何よりも数学が好きで、ずっと数学を続けてきた方である。
     好きこそ物の上手なれとはいうが、現代まで、その名が伝えられているというのはすごい。
    、中学生の課題図書ですが慣れた子なら小学校高学年でも読めそうです。

  • 子供向けだが、なかなか面白かった。
    天地明察にも登場した天才数学者関孝和の人生を、ほのかな恋愛も絡めつつ、疑問に思ったことは人生をかけて追求していく大切さを爽やかに描く。説教臭くないのがいいですね。
    数学者の間だけでなく、もっと世界に名が知れてもおかしくない人物。

  • 伝記的創作物語。
    江戸時代の数学者関孝和をモデルにした物語。
    武士の次男として生まれた孝和は、武術や儒学は苦手だが数学は得意で、柴村塾へ通うのを楽しみにしていた。当時の数学は中国から伝わった学問を中心にした和算であった。そこでは円周率を3で計算するようにとなっているが何故かということは書かれていない。和孝はその謎を解くために江戸から大阪へ渡り勉強に励む。
    ところが家の都合のため勉強半ばで江戸へ帰らなくてはならなくなる。仕事としてのお役目に励みながらも孝和は円周率の謎に挑み続ける。教えられたことをそのまま覚えるのではなく何故かと考えることが大切ということがテーマ。
    数学が物語の中心なので説明的な文章が多く、すんなりストーリーに入れないことがある。江戸時代という背景のため、家のために思うように生きられないことが当たり前のように書かれていて、子どもに受入れられるか少し気になった。

  • 2017/10/06:読了
     子供向けの本だけど、面白かった。
     漢文の返り点から、縦書きの方程式を考え出したことなど、初めて知ったことも多かった

  • 課題図書。
    佐賀藩の人出てきた!

    関孝和ってなんか聞いたことあるなーって思ったけど、天地明察かな?

  • 面白かった。子ども向けなので読みやすい。

  • 青少年読書感想文全国コンクール中学校の部の課題図書。

    数学が苦手で、とにかく計算ができません。
    だけど数学をはじめとした、理系のノンフィクションは好きなんです。

    和算といえば関孝和。
    そのくらいしか知りませんでしたが、実はそのくらいしか知られていないのだそうです。
    彼は幕府の役人でしたが、家を継いだ養子が不祥事を起こしてお家断絶になってしまったため、彼の遺した資料なども亡くなったのだそうで。

    名前を残そうなんて全然考えていなかった孝和は、その業績もほとんど弟子が出版したくらいでしたが、とにかくすごい!
    ゼロの概念がまだない江戸時代、縦書き漢数字で方程式という方法を考え出す。
    西洋数学より200年も早い数学的発見がある。

    算盤、天元術、算木・算盤。
    電卓もパソコンもない時代に、円に内接する正多角形の周の長さを計算することによって円周率を導き出そうとする。
    正三万二七六八角形の周の長さ…。

    なんでここまでやるのか。
    ただ数学が好きで、真理を知りたかっただけ。

    江戸時代の数学は義務教育でもなんでもないので、本当に好きな人たちが、時に頭を寄せ合って、時にひとりで解けないと言われる問題の解法を考える。
    こういう数学者たちのおかげで、明治になって西洋の数学が入ってきたときも、難なく理解できたのだそうだ。

    西洋数学を知らないはずの関孝和が、なぜ西洋の数学者とおなじように、数学の一般的な法則や真理を追究できたのか。
    その謎は今も、調査研究されている。

    それにしても内容はともあれ、この本の体裁は、本当に中学生向きでいいのでしょうか?
    小学生でも読めると思うけどなあ。

  • 平成29年度中学校課題図書

  • いろんなところで目にした関孝和。
    すごいなあ。

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円周率の謎を追う 江戸の天才数学者・関孝和の挑戦の作品紹介

「しかし、だれも疑問に思わない円周率に、そこまで興味をもたれるとは、ほんとうに孝和どのはおもしろい人だ」

円周率3.14が、まだ使われていなかった江戸時代。円に魅せられ、その謎を解明しようとした数学者がいた。彼の名は、関孝和。円周率の計算や、筆算による計算の発明など、数々の偉業を残し、日本独自の数学・和算を、世界と競えるレベルにまで押し上げた彼の、少年時代からの物語。

小学校5年生の算数の教科書(円の単元)に、必ずといっていいほど登場する関孝和ですが、その業績については、ほとんど触れられていません。彼の少年時代から壮年時代にかけての物語を通して、当時の数学・和算や関の業績について、わかりやすく伝えていきます。関孝和を題材にした初めての児童書。

円周率の謎を追う 江戸の天才数学者・関孝和の挑戦はこんな本です

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