かもの法則 ―脳を変える究極の理論

著者 :
制作 : 「元気が出る本」出版部 
  • 現代書林
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774511986

感想・レビュー・書評

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  • ◯買

    「もしかしたら、できるかも」

    過去の経験から蓄積されたネガティブな思考も、この「可能性」の考えかたで上塗りできる。
    ネガティブに陥りやすいので、どんよりし始めたら「あくせくするな、ゆっくり生きよう」と共に、すぐ読めるよう手元に置きたい。

    ◯不満のある者は感謝せよ。不満は感謝に追いつけない。
    ◯不安のある者は愛を持て。不安は愛に追いつけない。
    ◯悩みのある者は行動せよ。悩みは行動に追いつけない。

    不満・不安・悩み は「考えて答えを出す」流動型作業の結果。
    感謝・愛・行動 は「感じて答えを出す」積み重ねの結晶型(証拠があると思え、確信できる)の作業の結果。

    流動型が1秒だとすると、結晶型は0コンマ何秒で作業が完了。スピードが違う。

    私は考えるよりも「感じる」が得意なのに、ずっと頭で考え続けてきたからおかしくなっているんじゃないか???と思った。

    感じる、感じ取ることでうまく行くタイプ。目標ではなく現状を背伸びして届くところに成長させ続け成功していくタイプ。

    目標は過去型、改善は今型かも。

    なのにその反対をしていた?考えて、ゴリゴリ目標を決めていた。かも。

    感じるは「今」であり、スピードが速いのですぐに答えが出る。それを、感謝、愛、行動で具現化する。行動は、今を感じ取って、「私はどうしたらいい?」という答えをワイセルフに託し、答えで動く。

    考えるは長く、遅く、ぐるぐるエンドレス。それを、不満、不安、悩みで全て停止させる。考えるは過去であり、ネガティブな理由を探り出そうと「何が悪いのだ」「なんでこうなる」と原因を探し始める。行動は、過去の恐怖を繰り返さないようにというイメージを元に、次なる不安を作り出す。

    「あくせくするな、ゆっくり生きよう」の言う「今」とは、感謝・愛・行動によってできるのか。

    柳田さんに「ミラーニューロン」と一緒にプレゼントしたい本。

    141116

  • 予感を抱いた瞬間から、脳への問いかけが始まり、脳はどうしたら実現できるかを探し始める。これが、「できる」と思えばできるようになる所以である。出来るかも、と思い続けられる強さを身につけたいし、子どもたちにもそう思わせられるよう指導していきたい。

  • 最初は眉唾物だと思いながら文字を追っていきました。しかーし、読み進めて行くに従って。。。活用しないてはないです(^_^)/

  • [購入] 人生の様々な出来事、成功や失敗の分岐点になっているのは「うまくいくかも」「うまくいかないかも」という「かも」の予感であると説いた自己啓発書。

    脳科学や心理学のアプローチ、ユーモアも交えながら非常にわかりやすく「かも」という予感の持つ力を説明している。自分は元々非常にポジティブな性格だが、この考え方も参考にしてみたい。

  • 次は成功するかも
    できるかも
    うまくいくかも
    否定のかもは肯定のかもに置き換えればいい。
    良いかもが羽ばたいている脳はプラスの実現能力が高まる。
    もしかしたら、おれにもできるかも、と思えばいい。

  • 人間の脳は生命維持のためにマイナス情報に注目するよう方向付けられている。
    だからこそ意識的に良い カモ を飛ばす必要がある。

    良いかもが羽ばたいている脳は、プラスの実現能力が高まる。悪いかもが鳴いている脳では、マイナスの実現能力が高まってしまう。

    意識的に肯定的なかもをとばす!

    習慣化したら、何か変わるかもと思わせてくれる本でした。

  • ある物事について、どう考えるかは人によってさまざまですが、ここで「かもの法則」にのっとってみると、人生ががらっと変わる!と思わせてくれる一冊です。

    志學館大学 : ちょこ

  • ある物事についてどう考えるかは人によって様々ですが、ここで「かもの法則」にのっとってみると、人生ががらっと変わる!?と思わせてくれる一冊です。

  • 自分を変えるのはたった一言の「かも」。
    ○○できる!ではなく、○○できるかも。
    人間の脳は可能性を否定することはできない。
    しかしそのカモには肯定的カモと否定的カモがいる、いかに否定的カモを肯定的カモで殺すかが重要である。

  • 人生を変える!などのメンタル的なハウツー本ではなく、脳科学を元にした話で面白かったです。
    「~するかも」「~できるかも」というキーワードが、渡り鳥のカモにかけて語られています。イラストは終始(鳥の)カモなんですが、すごくかわいかった(#^.^#)

    内容は、「引き寄せの法則」に通じるものがあると思いました。
    脳の報酬系回路の話はとても興味深く、納得したところも多かったです。

    引っかかったのが、「願望だけの努力はしてはいけない」。それが「願望」なのか「予感」なのか、どうやって判断すればいいのでしょう。これは「予感」だ、と思ってやっていた努力が、勘違いで単なる「願望」に基づいたものだったら、無駄になってしまいます。
    肯定的なかもをはできるだけ遠くに飛ばす、というのも、どうやって???と考えてしまいました。より遠くに飛ばすにはどうすればいいのか、がよくわかりません。

    もちろんこれ一冊ですべては語られていないと思いますが、考え方を変えるのではなくて、もっと根本にあるものを変えないと、人は変わっていかないのだなあということがよくわかりました。

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著者プロフィール

株式会社サンリ会長、西田塾塾長、西田会会長。日本のメンタルトレーニング研究・指導の第一人者。1949年生まれ。30年以上前から、科学的なメンタルトレーニングの研究を始め、大脳生理学と心理学を利用して脳の機能にアプローチする画期的なノウハウ「スーパーブレイントレーニングシステム(S.B.T.)」を構築。「ツキのカリスマ」として日本の経営者、ビジネスマンの能力開発指導に携わり、数多くの成功者を生み出している。なかでも経営者だけに開催している『西田塾』には全国から入塾希望者が殺到。毎回キャンセル待ちが出るほどの人気で、門下生は数千人に上っている。また、ビジネス界だけでなく、プロ野球、サッカー、陸上競技、体操などスポーツの分野でも科学的なメンタルトレーニング指導を行い、多くのトップアスリートを成功に導いている。北京五輪で金メダルを獲得した女子ソフトボール日本代表チームを指導し、「能力開発の魔術師」として注目された。おもな著作に『No.1理論』『面白いほど成功する ツキの大原則』『かもの法則』『天運の法則』(現代書林)、『強運の法則』(日本経営合理化協会出版局)、『ここ一番に強くなる! 1分間成功思考』(PHP文庫)などがある。

「2023年 『他喜力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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