ねずみきょう (日本の民話えほん)

著者 :
  • 教育画劇
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本棚登録 : 64
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774605722

作品紹介・あらすじ

ばあさまはついこのあいだじいさまをなくしたばかり。あるひぼうさんがやってきたので、「どうぞひとつ、じいさまにおきょうをあげてくだされ」しかしこのぼうさん、おきょうなんかぜんぜんしらない、にせもののぼうさんでした。

感想・レビュー・書評

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  • なかま

  • にせぼうさんから何気なく覚えたお経がまだかの展開に!

  • 6分

  • 有名な昔話なんですが、再話した方によってお話しは様々です。
    お経の唱え方とか、お坊さんの正体とか。

    この本はとてもかわいいので好きですね。
    なんだかやさしいおきょうなので、ってくだりも好き。

    おぼうさんも、おばあさんも、どろぼうも、なんだかとてもかわいいのです。

  • 2013/
    三年生

  • 偽の坊主がおばあさんの家へ一晩泊まらせてくださいとやってくる。
    おじいさんを亡くして落ち込んでいたおばあさんはお経を頼むが、坊主は偽物。
    そこで、ねずみを見て即興でお経を唱え、なんとかごまかす。
    「おんちょろ ちょろ ちょろ でてこられ そうろう
    おんちょろ ちょろ ちょろ あなのぞき
    おんちょろ ちょろ ちょろ なにやら ささやき もうされ そうろう
    おんちょろ ちょろ ちょろ でていかれ そうろう」
    それ聞いたおばあさんもお経を覚え唱えていると、泥棒が入ってきた。
    しかし、お経を聞いて、自分のことを見ていないのに、自分の行動が見透かされていて、山姥に違いない、と泥棒は逃げ出すのだった。

    偶然の面白さ。

  • 【読み聞かせ用】年長さんに読みました。
    爺さんを亡くした婆さん独りの家へ、ニセモノ坊さんが来て、婆さんに頼まれニセモノお経(ねずみきょう)を唱えます。
    坊さんが帰った後、次にドロボウが忍び込むのですが、婆さんが唱えたニセモノお経を聞いて泥棒が逃げ出す…というお話。

  • このシリーズは寝る前の読み聞かせにぴったり。おんちょろちょろ…この話は私も小さな頃好きだったなぁ。くすりっ、とできる一冊です。

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著者プロフィール

香山美子 /東京生まれ。『あり子の記』(理論社)で日本児童文学者協会賞を受賞。「げんこつ山のたぬきさん」などの童謡詩人でもある。主な絵本作品に『どうぞのいす』(ひさかたチャイルド)などがある。

「2018年 『このゆびとーまれ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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