チョコレータひめ

  • 教育画劇
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感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774611020

作品紹介・あらすじ

あまいおかしの大好きなおひめさまがいました。なまえをチョコレータルトタタンババロアクッキーゼリーケーキマカロンマドレーヌプリンパフェキャラメルキャンディーアイスクリームといいましたが、ながいのでチョコレータひめとよばれていました。

感想・レビュー・書評

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  • 取り返しのつかない事になってはじめて大切な事に気づく。
    でも触れたものが全部お菓子になるなんて夢の塊のような話よね。

  • あるところに、甘いお菓子の大好きなお姫様がいました。名前をチョコレータルトタタンババロアクッキーゼリーケーキマカロンマドレーヌプリンパフェキャラメルキャンディーアイスクリーム。長いのでチョコレータひめと呼ばれていました。

    チョコレータひめの為に菓子職人たちはたくさんのお菓子を作りましたが、姫はもっともっと美味しくて珍しいお菓子を欲しいと思いました。
    ある日姫に手に触れた物がすべてお菓子に変わるという魔法のチョコレートを男が持ってきました。姫はそれを食べてお城の中はお菓子だらけに。姫は喜びますがある事件が起きて…。

    布団がほかほか香ばしいパンケーキに枕がしっとりしたロールケーキ!いったいどんな夢が見られるのかしら。
    これだけ食べてスタイルのいいチョコレータひめは謎だ。お菓子大好きな人にオススメ。数々のキラキラ豪華なお菓子の絵を見るだけで幸せ気分に。お腹が空いている時はちょっと辛くなるかも。うさぎが出てきます♪

  • ガトーショコラにショートケーキ、アイスクリームにプリン、それからパンケーキ。樋上公実子の画とミルキィ・イソベの装丁によるおしゃれな絵本は扉を開いた瞬間に、カフェでメニューを広げてあれこれなやむ至福の時間を呼び起こしてくれます。

    チョコレートボンボンが口のなかでほろりと溶ける瞬間にはしあわせな気分に包まれるものだけど、そのささやかな時間が毎日訪れることの尊さよ。自分にとっての唯一の特別を選択する勇気と覚悟。大好きなものと大切なものとの距離を見誤らないこと。あまいだけではない、チョコレータ姫と不思議な魔法のお話。

  • ずっと前から欲しくて探してた1冊、やっと見付けて嬉しかったです。絵もお話も可愛くて凄く好みな1冊でした。未だに、本物のお菓子の家に入ってみたいなぁなんて夢見てる私です。でもこのお姫様みたいに、触った物も人も全てお菓子に変わってしまうのは困っちゃいますよね

  • おかしがだいすきなおひめさまのおはなし。おいしそうだけどおかしいとおもった。(87)

  • お菓子がだいすきなお姫様が主人公。ふれたものすべてがおかしになってしまい取り返しのつかない事態に……。

  • 甘いお菓子が大好きなチョコレータひめ。手を触れたものがお菓子に変わる魔法をかけられたことがきっかけで愛する存在に気づく…という甘いスイーツより更に甘々熱々のファンタジーの世界へ樋上さんのモダンな大人っぽい絵が引き込む。
    パンケーキのふとんにロールケーキの枕は最高だw
    愛する人を救い、自分で自分自身も救う現代的なお姫さま。最後が結婚じゃなくて、お菓子職人のカカオの作るお菓子はことに大好きとチョコレータひめの気持ちの表現で終わっているのが先に続く幸せを感じられていい。
    恋愛話にはまだ興味なしの6歳の息子は塩対応w

  • 2月14日バレンタインデーに読み聞かせをしました。

    まず、チョコレータ姫のなが~い本名で笑いがおきました。あと、チョコレータ姫が眠るベッドがロールケーキになった展開では、
    「体がべたべたになるやん!」と、笑が起きました。
    後半のカカオとの展開では、チョコレートになってしまったカカオがどうなってしまうんだろうと、真剣なまなざしで読み聞かせを聞いていました。

    読み聞かせは、心の動きがあって、子どもたちは作品を楽しめると思いました。

  • 図書館

  • なんて魅惑的なお菓子のおとぎ話なんだろうと、読むたびあたらしい感動が生まれます。
    ふれたすべてのものをチョコレートにかえてしまう魔法、
    うらやましくもあり、実際現実にあったらこの上なく迷惑なものでしょう笑。
    そこを悲しく美しい愛の物語にまとめる作者もとしたさんのお話のもっていきかたがすごく好きです。
    そして挿絵の素晴らしさが何よりの魅力です。彩り豊かなお菓子があふれるほど描かれていて、イラストのお菓子を思わず指で触ってなめてしまいたくなります。

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著者プロフィール

絵本・童話作家、翻訳家。大分県生まれ。『ふってきました』(講談社)で、日本絵本賞、講談社出版文化絵本賞受賞。『どうぶつゆうびん』(講談社)で、産経児童出版文化賞ニッポン放送賞受賞。現在『せつぶんセブン』ほかセブンの行事絵本シリーズ(世界文化社)で、活躍中。著作は400冊以上。

「2023年 『たなばたセブン 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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