ご主人様の恋の手ほどき (MARY ROSE LABEL 1)

著者 :
  • コスミック出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774724539

作品紹介・あらすじ

ジュリエッタは幼い頃、父親に娼館に売られそうになっていたところをバーエンディ公爵のステファンに拾われ、公爵家でメイドとして働くようになった。成長した今ではステファンに恋心を抱いていたが、子供の頃のトラウマから終始、素顔を見せないように長い前髪で顔をおおって生活している。だが、ある日、ステファンの友人に素顔を見られ、ドレスアップして舞踏会へと行くことになって…!?夢みる乙女のロマンス・ノベルズ。ちょっぴり大人のラブ・ファンタジー。

感想・レビュー・書評

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  • あー、旦那様ってば馬鹿だなぁという思いが終始あって、健気すぎるヒロインがそこまで相手を好きなのも刷り込みみたいなものなんだろうと。旦那様の友人はお節介や享楽主義を通り越してなんだか犯罪の匂いがするし(笑
    それがどうでしょう、あのエピローグです……驚きというよりはポカンとしてしまった。実際に旦那様が腹黒だという設定はいいにしても、だったら本編で少しくらいそれを匂わせてほしかった。あまりに唐突すぎるネタばらしに、全部終わってから思いつきで足したのでは?という疑問が消えない。
    良くも悪くもご主人様と使用人のままで、結婚してもこの精神的優位は変わらないし、これが恋愛だとは思わないなぁというのが正直な感想。

  • 本文とエピローグが合っていなくて、微妙でした。

    エピローグがなければ☆4でも良かったかも。

  • マリーローズ文庫はハズレが多いですが、これは意外と面白かったです。イラストがあんまり好みじゃなかったんが残念ですが。

    酔っ払った父親に娼館に売られそうになったジュリエッタを引き取ったステファンですが、相思相愛なのにそれに気付いていないのは本人ばかり。

    悪友のローレンスも当て馬かと思ったら、二人をくっつけようとしていた風に見えたし、恋焦がれるステファンがジュリエッタと令嬢が同一人物と分かったときの描写とか、なかなかよかったです。

    最後のエピローグには、ちょっと驚きましたけどね。

  • エピローグまでは素直なシンデレラ物で仁賀奈にしてはヒネリが足りないと思ってました。エピローグで一転、良かったまともな主人公じゃなくて。さすが、腹黒大好き作家。でも、単純な相思相愛ではイマイチ背徳感も足りないかも。ティアラ文庫よりエロ度も低い文庫ですか?4Pとかはやんないの?挿絵も清純だし、ちょっとカタイ感じ。色っぽいヌードじゃなーい。ティアラ文庫でリミッター解除のストーリー書いてくれる方がうれしいな。

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著者プロフィール

仁賀奈(にがな)
小説家。主にティーンズラブ小説、BL小説のジャンルを手がける。代表作のひとつ『シンデレラ・クルーズ』を刊行したフランス書院ティアラ文庫をはじめ、多くの出版社から著作を刊行し続けている。

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