ハズレが多いマリーローズ文庫ですけど、イラストも内容もよかったです。
人物紹介のところでは、登場人物の名前しかなくて、ヒロインのエルウィンが昔出会った少年は黒髪だから、レオニダスの方かな?って思ってましたけど、途中から、あれ?ジークフリートの方が少年っぽい感じがするってなって、後半は確信できました。髪の色は成長したら色が変わる人っていますけど、瞳の色まで藍色が水色になるんだろうか?っては思いましたけど・・・。
ジークフリートもエルウィンのことが好きだったのに、護衛のフロリアンがエルウィンの思い人って思い込んで、初夜は我慢。ってか、意外と長いこと我慢してたのは、この文庫では珍しいかな。
王道といえば王道のお話ですが、ちゃんと筋が通っていたら、読後も納得して終わりますね。