図解 北欧神話 (F-Files No.010)

著者 :
  • 新紀元社
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感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784775305430

作品紹介・あらすじ

図解でわかる!アースガルズの神々。世界樹ユグドラシルのもとで戦い、滅びてゆく北欧の神々。その誕生から最終戦争ラグナロクまでがしっかりわかる一冊。

感想・レビュー・書評

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  • #2024年に読んだ本 11冊目
    #2月に読んだ本 1冊目

  • 内容が充実。漫画や小説を書く人向け。

  • ゲームやファンタジーでおなじみの名前がざくざく詰まっている北欧神話。
    こんな話だったんだ、と知ることができました。
    絵と文が簡潔でさらりと読める。

    ただしまったく北欧神話、というかそういう方面に知識がないと「なんでそうなるの」と思うことの連続。
    そもそもなんで彼らは争い、騙し、酷い目に遭い遭わせるのか。
    人間くさい一面を見せつつ、やってることは超人的。
    若干おいてけぼり感が否めない。

    しかし北欧神話の世界観はとても惹かれるものがあるので、他の本も読んでみたいな。
    そしてこの本の表紙がとってもきれい。ビューティフル。

  • 中心に世界樹ユグドラシル。その真下の丘、神々の世界アースガルズ、その下に、柵で囲われた人間の世界ミズガルズ。周辺に、極寒の世界ニヴルヘイム。

    主神オーディン、魔法の槍グングニル、腕輪ドラウプニル。▼主神オーディンに仕える戦士ベルセルク。激怒状態になる手に負えない強さになる一方、その後は疲労のために動けなくなる。▼主神オーディンに仕える戦場の女神たちヴァルキュリャ。

    悪神ロキの子供たち。巨狼フェンリル、大蛇ヨルムンガンド、女神ヘル。

    最終戦争ラグナロク。悪神ロキの封印が解かれ、ロキは軍勢を率いて、神々の世界アースガルズへ進軍。▼主神オーディンは巨狼フェンリルに飲み込まれる。▼雷神トールと大蛇ヨルムンガンドは相打ち。▼オーディンの宮殿ヴァルハラは炎上。

  • 北欧神話と、北欧文化を丁寧に解説した本

    目次
    <blockquote>
    ■第1章 北欧神話の世界観
    No.001 北欧神話の定義
    No.004 北欧神話あらすじ1 世界の創造
    No.005 北欧神話あらすじ2 ヴァン戦争とアースガルズの城壁
    No.006 北欧神話あらすじ3 オーディンの旅
    No.007 北欧神話あらすじ4 バルドルの死とロキの捕縛
    No.008 北欧神話あらすじ5 ラグナロクと世界の再生
    No.010 アースガルズ
    No.012 ニヴルヘイムとニヴルヘル
    No.013 ムスペッルスヘイム
    No.015 ユグドラシル
    ほか

    ■第2章 北欧神話の登場人物
    No.016 アース神族
    No.017 オーディン
    No.021 ベルセルク
    No.022 ヴァルキュリャ
    No.023 トール
    No.033 フリッグ
    No.037 ノルン
    No.042 フレイ
    No.057 ロキ
    No.058 フェンリル
    No.059 ヨルムンガンド
    No.069 シグルズ
    No.070 ファヴニール
    No.071 ブリュンヒルド
    ほか

    ■第3章 不思議な道具と動物たち
    No.073 ルーン文字
    No.074 セイズ呪術と呪歌ガルドル
    No.075 ミーミルの首
    No.079 スレイプニル
    No.082 アンドヴァリの黄金
    No.086 ブリージンガ・メン
    No.088 レーヴァティン
    No.092 ダーインスレイブ
    No.093 テュルフィング
    ほか

    ■第4章 北欧雑学
    No.095 北欧の住居
    No.096 北欧の服装
    No.099 北欧の船
    No.102 和解と復讐と告訴
    No.103 血誓兄弟の儀式
    No.104 婚約の儀式と婚礼の宴
    No.107 北欧神話を伝える主な資料1
    No.110 スノッリ・ストルルソン
    ほか</blockquote>
    北欧神話もまた、アニメ・ゲームの、特にRPGなどの武器名や、キャラクター名等によく使われる神話だったりします。ストーリーは自分も馴染みがなく、通して読んで初めて知ったことが多かったように思います。

    さらに、知らない登場人物も多いんですよね……神話に多いことですが、血縁がしつこいくらい長かったり、子どもが沢山いたり、正直良くわからなくなるんだけど、ストーリー構成を口承で行う為に作るから、使いやすい登場人物に偏るんでしょうね……よく覚えられるもんだ。似たようなの多いし。

    さて、この本の一番の特徴はコト、モノ、ヒト(キャラ)について詳しく述べていて、ストーリーに関してはざっくりとしか語ってないのですが、第四章だけは、神話が信じられた時代の北欧文化について、そういった周縁の知識まで載せている点が特に自分はすごいと思うのです。

    こういう本はタイトルがそうであるように、神話について、あとプラスアルファでよく言われてる雑学が中心なのですが、リアルの文化論にぶつかるとは思ってなかったです。
    そして、その文化論が世界観に深みをもたらしてくれるのも驚きました。単に偶然出来たのではなく、神話のエピソードって、やっぱり実際に在ったことがモチーフになってるんですよね。
    なかなか、興味深い本でした。



  • 978-4-7753-0543-0
    C0014\1300E

    著者:池上良太(いけがみ りょうた)
    発行所:株式会社新紀元社.
    2007年7月3日初版
    -----------------
    目次より
    1 北欧神話の世界観
    定義 あらすじ 想像 宇宙観 ユグドラシル(世界樹)等
    2 北欧神話の登場人物
    アース神族 オーディーン ベルセルク ヴァルキュリャ(ワルキューレ)トール
    イズン フレイ 巨人族 ロキ ヘル アールヴ(妖精族)ドヴェルグ(小人族)等
    3 不思議な道具と動物たち
    ルーン文字 詩人の蜂蜜酒 魔法の羽衣 魔法の投網 ミーミルの首 等
    4 北欧雑学
    北欧の神々を信仰した人々 住居 服装 食卓 娯楽 船 戦い 婚礼 埋葬 北欧神話を伝えるおもな資料 スノッリ・ストルルソン 等
    索引 参考文献
    --------------------------
    物語として楽しむ北欧神話以外に なぜ伝わったのか どんな暮らしをしていた人々が北欧神話を伝えたのか。(当時の信仰や生活、価値観等)までぼんやりとではあるけれど想像して楽しむための資料。
    ストーリーを楽しむのが目的なら別のモノの方が目的に沿う気がします。
    家系図やオーディンの生まれや女性遍歴、その死、最終決戦の生き残り等 興味深い切り口で解説されていて、充分楽しめた。

  • 2014/02/04
    映画「マイティ・ソー」シリーズ新作、マイティ・ソー/ダーク・ワールド 2014年2月1日 公開
    北欧神話を少しかじっていれば、面白さ倍増!

    2011/7/14 予約 7/18 借りて読み始める。
    昨日見た映画 「マイティ・ソー」 で、北欧神話に興味を持った。

    他の北欧神話を読む前に読んでおくと、全体が把握できてすごくいい。
    北欧神話の多くの出典から、登場人物、世界、武器、それぞれの係わり合いなどを、個別にまとめて解説してある。
    北欧の神(神話の登場人物)の数の多いこと!
     勧善懲悪でない矛盾?に満ちた世界が 面白い。

    これから、神話を読んで迷ったらこの本を参考にしたい。
    巻末索引も充実していてすばらしい本です。

  • ***未処理***

  • 神話の登場人物についての辞書のような感じ。
    神々や巨人について、見開きの記述で簡単に紹介されている。キャラクターではなくどんな話なのかを知りたいなら『北欧神話』/P.コラムのほうがおすすめ。

    ある程度は神話を知っていないと、今までいなかったキャラがさらっと説明もなく記述に参加するので「誰なのこれ」というもやもやを抱えることになる。

  • w

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