図解 第三帝国 (F-Files No.015)

著者 :
  • 新紀元社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784775305515

作品紹介・あらすじ

国家社会主義ドイツ労働者党(ナチ党)が支配した1933年から1945年のドイツの組織・人物・歴史を解説。

感想・レビュー・書評

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  • 最後の章が面白かった。ヒトラー生存説やナチスがUFOを作っていた! とか、胡散臭すぎて最高。勿論、史実の第三帝国も解説がバッチリ、されている。

  • ナチスが政権を担当した時期にまつわる、人物、組織、歴史、その他さまざまな伝説を概説した本。

    ナチスドイツについて学ぼうとするときに、最初に障壁になるのが、多数登場する固有名詞だった。
    組織名で言えばSA、SS、SD、ゲシュタポ、武装SS等、どの組織が何を担い誰が指導してどのような政治的立ち位置であったのか、また組織を担った人々の名前とその役割は何だったのか、これらが頭に入っていない状態でナチス関連書籍を読み進めても効率が上がらない。
    またナチスが誕生し政権を獲得し、そして崩壊するまでの大まかな歴史的状況と流れが分かっていないと、ミクロな話をされてもその歴史的意義をつかみきれない。

    本書の使い方としては、上記のような問題を回避するために、様々なナチス関連書籍を手にとる前にまずは取扱い説明書的に一読しておく、というのが丁度良い。
    組織、人物、歴史について大まかに掴める。
    他の関連書籍を読む中で、「あれ?この人って何だっけ?」といった時に参照するハンドブックとしても良いように思う。
    ただ、図解の意味はあまりない。人物については写真つきのほうが頭に残るので良いが。

    第5章の様々な伝説や捏造した歴史については、いかにナチスが後世の人々に強い印象を残したかを物語るのみで、あまり内容は深く知らなくていいようなオマケ。

    入門書の入門に。

  • 初心者向け。

  • まあ、わたしのヒットラーの知識というのは、けっこうあやしいものばかりでして……ロンギヌスの槍とか……、けっこう、オカルトではなかったのね第三帝国というのが、がっかりな感じです。
    というか、オカルトパージをしていたとは、知らなかったです。そして、シュタイナーが、攻撃されているという……。

    ということで、おもしろかったのは、「第5章」の第三帝国といろいろなオカルトとの結びつきというか、関係が、おもしろかったです。

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著者プロフィール

ライター、翻訳家。TV アニメやゲームのシナリオ/小説の執筆の他、各種媒体の作品で神話・歴史考証に携わる。クトゥルー神話研究家として数多くの著書があり、翻訳者としてはS・T・ヨシ『H・P・ラヴクラフト大事典』(日本語版監修、エンターブレイン)、ブライアン・ラムレイ『幻夢の英雄』(青心社)、H・P・ラヴクラフト作品集「新訳クトゥルー神話コレクション」(星海社、既刊5 冊)などがある。
http://chronocraft.jp/

「2022年 『グラーキの黙示2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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