ヴァンパイア・ハントRPG ブラッド・クルセイド (Role&Roll Books)
- 新紀元社 (2011年12月23日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784775309759
作品紹介・あらすじ
死から蘇り、永遠に生き、人の血を啜るもの-吸血鬼。彼らの決して満たされない飢えと欲望によって破壊されていく世界を守るため、狩人は夜を駆ける。狩りの終わりに待っているのは、死よりも忌まわしい運命だと知りながら。これは人類の曙から連綿と続く隠された闘争。その継承者たちの物語が、いま幕をあける。
感想・レビュー・書評
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TRPGの中でも「サイコロ・フィクション」と呼ばれるシステムを使った作品の一つ。
今作を数あるTRPGリプレイ本の中で一押しするのは
「ゲーム内システムで補完していないキャラ設定をロールとダイスだけで描写しきった」点である。
よくある「俺TUEEE」的な表現はTRPGではキャラの個性付けではよくあることだが、それを物語の中核となし、続刊4巻までに至る壮大な幻想物語を描写されたことに参加者各位の才能と努力に称賛を送りたい。
なお、本作品は6巻まで刊行、ゲームシステムを含め姉妹作品と統一化されたが、個人的には今後ここまでの物語が生まれるのか危惧すらしている状態である。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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