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- Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
- / ISBN・EAN: 9784775310007
感想・レビュー・書評
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111の食の歴史に関するエピソードが、見開き2ページで紹介されている本。勿論知っていたこともありますが、今まで知らなかったことも多く「え、こんなこともそうだったのか」という食に関する雑学的知識が身につきます。
ただし、西洋の食の歴史がメイン。本書自身も「はじめに」で事前に断り書きがあります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
メソポタミアと中世を結構ていねいめに。パラパラめくるだけでも面白い。
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悪くは無いんだけど何か足りない。
図解と冠したタイトルの割りには、文章メインでの説明が続く。どちらかといえば食材に関する掘り下げよりも、食習慣に焦点を当てた本。各地の食習慣、と言えば聞こえはよいが、何処の時代のどの地方を指しているのかがやや大雑把。8割は欧州の話なので、その点も注意。ただ、序盤の100頁をギリシャ・ローマの食に割いているので、その辺に興味があれば一読してみるのもいいかもしれない。
しかし、題材の特異性や、あまり聞いたことの無い薀蓄など、良い点も勿論ある。鵜呑みにしてはいけないが、新たな興味を呼ぶ切っ掛けには成り得ると感じた。実際、中世の豚の話と、ハムが落ちてきて亡くなる老人の豚の呪い話は面白かった。
出来れば、表紙の食器類について解説が欲しかったところ。