愛人警護 (プリズム文庫 (hy-1)) (プリズム文庫 hy- 1)

著者 :
  • オークラ出版
3.00
  • (0)
  • (1)
  • (11)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 43
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784775506943

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 腕利き警護・獅子王団×新米刑事・弾未来のカップリングです。
    新米刑事の育ての親は、刑事の人事を一手に握る
    警務部部長の姉の夫・一生・・・
    姉が亡くなっているので、死に際に未来の将来を託されて
    過保護、義兄バカ状態に・・・
    お笑い系のお話?みたいな感じです(^_^;)

  •  個人的にはちょっと物足りなさを感じた作品でした。
     まず、一生義兄さんが、あっさり引き過ぎな感じがしたのと。

     なんだか、評判の割に絶対に抜けてるような気がします。
     未来が獅子王に見惚れてただけで、自分だったら絶対に、その二人を近づけるようなまねはしないよなー……と。

     だって、ちょっとでも好意を持った人(見た目であれ、何であれ)が傍にいたら、仲良くなりたい、と思うのが自然な流れですよね。
     いくら獅子王の側に釘を刺しても、未来が好きになっちゃったんだったら、同じなんだから、自分だったら絶対に近づけません!
     まぁ、それを言ったら、この物語自体が成立しなくなっちゃうんですけど。

     それと! それと!
     もうちょっと獅子王と一生の直接対決、とか見たかったです。
     いくら電話ではっきり宣言されちゃったからって、その後すぐに獅子王に「恋人として守れ」ってあっさり手のひら返し過ぎです……。
     これじゃあ、何のためにあんなに未来につく虫から遠ざけていたのか、本当にわからないと思うんですが……

     そんな感じで、設定の割には、物語がさくさく進み過ぎちゃって、個人的には大分物足りない小説だったように思います。
     本当、もったいない!

  • タイトル:愛人警護
    著者名:日向唯稀
    イラスト:水名瀬雅良

    ■Story■
    元気で可愛くてかなり天然な新米刑事・弾未来には、
    出来すぎ勝過保護な義兄が四人もいる。
    特に警視長である長男・一生は大事な未来に悪い虫が付いてはならないと、
    自ら「弾は私の愛人だ」と嘘をばら撒き、さらに猛者ばかりの新部署を設立。
    未来に護衛までつける始末だ。
    だが、そんな護衛を将来の出世と引き換えに請け負った獅子王団は、
    超男前で手が早い。未来を一生の愛人だと信じてはいるが、
    あまりの美味しそうな未来に♂の本能を刺激されてしまい!?

    ■感想■
    『商品のデザインは写真と異なる場合がございます。予めご了承ください。』
    と言った文言を聞いたこと、見たことはあると思う。
    まさにこの作品がそれに当てはまるように感じてならない…。
    作品自体はコミカルである種新鮮で面白いとは思うが、
    イラストに惹かれて購入した人にとっては、上記の言葉が効いてくる。
    ひとつひとつのキャラクターが強烈で、掘り下げて読みたいと感じるが
    どうやら続きは発売されていないようだ。
    エッチシーンは「えっ!」と思うような部分が多く…残念。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

著書は「世界はあなたで廻ってる!」(エタニティ文庫)など150冊以上。BL・TL問わず、働き者(稼ぐ男)とハートフルな職場が好物。

「2017年 『胸騒ぎのオフィス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

日向唯稀の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×