ため息の奏鳴曲 (プリズム文庫) (プリズム文庫 si- 3)

著者 : 春原いずみ

• オークラ出版 (2008年1月23日発売)

感想・レビュー・書評

[hakomadamさんの感想 · 2017年4月4日]

タンゴノワールのダンサー描写がなかなか
良かったので2作目読んでみた。
バイオリン弾きと、現代バイオリン職工の恋。
セクシュアルティに関する戸惑いやためらいも
一切なくロマンチックなベネツィアでふたりが
ベッドイン、ってハーレクインやわ・・。
富士見で読み慣れたクラッシック演奏シーンも
物足りない気がするし、
ピアニストの兄が企んだ家族呪縛も釈然としない。
薄いねん。

[華湖さんの感想 · 2012年1月19日]

ヴァイオリン職人×ヴァイオリニスト

演奏シーンの描写が秀逸で、演奏の情景と曲の心象風景にため息が出ました。
作中で演奏された曲をかたっぱしから聴きたくなる1冊。

※その手のシーンはボリューム低め。

[まいさんの感想 · 2009年11月3日]

2009/11/01