腐ォロー (アクアコミックス)

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著者 : 葉月つや子
  • オークラ出版 (2010年1月12日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784775514917

腐ォロー (アクアコミックス)の感想・レビュー・書評

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  • 劇画タッチ。
    感動は無い。ただひたすらHな作品。ザ☆やおい。
    妻に先立たれた婿養子(優柔不断)が、引きこもりでむっつりな義理弟(イケメン)に流され、いたされる話が◎でした。言葉攻め。

  • 思わぬナイスフォローがおいしすぎる、ハードエロオムニバスです。
    フォローになってないのが、扉絵の裏側!ゼッタイに本屋さんでカバーを頼んだらいけません。何のフォローも出来ないモロ出し臨戦態勢無修正。胸毛、ギャランドゥ、指毛のおまけつきです…ドヤ顔の腹筋割れは、本屋さんでの羞恥プレイ確定。

    「腐ォロー」は、自慢の娘をマヌケな事故で亡くし、残された大人しい娘婿を、ソッチの気がありそうな自宅警備の息子になんとかさせて、平穏な家庭を維持しようと画策する母親の話です。絵は劇画タッチなのに、話自体はエロコメというギャップがなんとも言えません。リビングで豆乳飲みながら「息子はホモ」とつぶやくお母さん、すごいです。確かに好都合!爆笑しました。

    二つ目の話は、金持ちの息子だけど父親の女性関係など家庭内での問題に不満を抱える高校生アツシが主人公。アツシが問題起こしても、社長の父親が金で解決してしまうのが気に入らず、次々に事件を起こしています。次にねらったのがマジメ優等生のヒロト。でも、犯している最中にもかかわらず、いたわられてしまい…
    ヒロトくんのブリーフがかわいい。そして、そんな彼にほだされるアツシもかわいいのです。陵辱ではなく合意の上だと学校や親に言うヒロトくんも情が湧いてる感じです。
    しかし、強力な助っ人が登場するんです。なんか、ハキ違えてる気もするんですが、意外にパワフルで周囲を圧倒するところが好感。
    18年後、ちゃんと二人でつるんでお仕事も順調なのが嬉しかったです。そして、相変わらずパワフルなあのヒトも受けました。

    「良いコの腐ォロー」は、キャバ嬢の借金を取り立てに来た三木が、そのヒモで、頭と下半身がとてもゆるい直人をロックオンして、借金返済を口実にまんまと自分のものにしてしまう話です。一見顔も恐いし鬼畜なムードの三木ですが、よく読むと苛めながらも甘やかしきってるじゃん!みたいな。
    三木が女の残していった息子のケータをうまく使って、直人をがんじがらめにするのが面白すぎでした。ケータがその後もちゃんとフォローされてるのが、ハートウォーミング…

    「ティラノ腐ォロー」は、かつて苛めていたデブの同級生と自分の父親がラブラブエロエロな関係になっているのを目の当たりにして、衝撃を受ける怜二の話。しかも、デブだった栄が痩せていて、おっとりした美形に!父親と栄の激しいエロシーンをガン見している怜二というシチュエーションも煽られます。しかも、「お義母さん」ができてしまうとは、天罰だよね。

    描き下ろしは、栄の父親と謎のケイのエロスだけど純情な関係。体だけじゃなくて、ちゃんと気持ちがあるのが読んでいて萌えます。
    栄は1話の敏樹の弟。同級生同士だったり、直人のところともつながっていたりします。そういうの見つけるのも面白かったです。

    非常にアダルトな醍醐味。わかる人にだけわかる話のつくりがオイシイ。

  • 台詞に独特の抑揚があって、何かの口上を聴いている気分になって気持ちいい。漫画でこう言う感覚を持つのは初めてかもしれない。そして何と言っても質感・重量感を感じる玉!!
    『腐ォロー』お母さんがナイス過ぎる(笑)
    『斜上から来た腐ォロー』なんだかんだと純愛コメディ(笑)
    『良いコの腐ォローの賜物』頭の弱い大学生をたらしこむヤクザ…と言う図式にハゲ萌え。女に突っ込むイチモツではなく男に愛でられるイチモツを持つ、と言う理屈が素晴らしい(笑)
    『ティラノ腐ォロー』親父とかつていじめてた同級生がやってる最中にうまい具合に帰省したな、息子よ…(笑)
    『孤城腐ちて』全ての物語が集約する最終話に相応しいペーソスも含まれている。
    個人的に一番ツボったのは『良いコの腐ォローの賜物』だ。

  • 逆にここまでおバカだとなんか清清しい。私はこれは良いと思う。

  • (あらすじ)
    半年ぶりに実家に帰ってきたオレを待っていたのは、
    ヤロー同士の裸の絡み合いだった。
    しかもそれがオヤジと中学の同級生で!?
    ―「ティラノ腐ォロー」他、
    37ページ描き下ろしを含む全5作品のハードエロオムニバス。


    (感想)
    密かに(いや隠しては無いのですが)
    葉月さんの描くキャラは好きな顔でして(´▽`*;)
    昨年出たシリーズも楽しく読みました(兄ちゃん大好き)

    はさておき
    昨年シリーズは、ちらほらと女性との絡みも結構ありつつ男性とも、
    なストーリーだったのですが今回はきっちり男性。

    とりあえず描写(大事な部分)が凄いの一言ですね(≧∇≦)キャー♪
    そしてシリアスかと思いきやコミカル(?)なストーリーで
    絵とのギャップもまた良い感じvv
    オヤジなのにカッコいんだよな~vv

    別の話が何話か入ってたのですが、
    最後まで読むと受けキャラ達が兄弟というオチで繋がってました。
    (全てではないですが…)
    なるほど~この親にしてこの息子達ね。

    あとがきによると中断連載がこの作品以外に
    もう1つあるような事を書いてあったので
    凄く楽しみなのであります+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚

  • タイトルおもしろっ!
    と思い、絵もギリギリ読めそうな雰囲気だったので買ってみたのですが

    書店のレジのお姉さん、カバー掛けさせてしまってすみませんでした…
    まさかカラーピンナップの裏にあんな絵があるとは…
    書店でカバーを掛けてもらうと、時々表紙の次の一枚がカバーに挟まってることありますよね
    それが、このコミックスにカバーを掛けてもらった時に起こってしまったのです
    いやー…すみませんとしか言いようがない…
    どんなピンナップだったかはここでもちょっと言えません
    次からは気を付けましょう、お互い…

    作者の葉月先生は、自称アングラ作家だそうです
    うーん、なるほど言われてみれば、といったお話が多かったかも
    社会的なテーマばっかで
    似たような作風の作家を挙げろ、と言われても思い付きません
    絵は、鹿乃しうこさんに如月弘鷹さんを足した感じ
    ただし、ボカシが一切ない
    毛もすごい(びびった)
    だからピンナップで困ったんですが…
    青年誌っぽいというか…劇画入ってんのかな?

    そして収録作品↓

    ・腐ォロー

    主婦目線なので、この時点で珍しい
    ヤマシタ作品には女性目線がよく見られますが
    あと、紺野けい子さんとか…
    まあ、あまりないので新鮮でした
    娘が事故で死に、家には自分と娘婿、そして長男が取り残される
    こっからが面白い!
    「私は息子夫婦と暮らす普通の主婦でいたい!!」という思いから、なんと長男と娘婿をくっつけようと画策するのです
    幸いにも長男はゲイ
    長男と婿を部屋に閉じ込め、部屋のドアを外からガムテープで塞ぐ
    「あれよね 戦死した長男の嫁をそのまま次男が引き継ぐってやつ?つまり、古式ゆかしい日本の文化ってやつよ」
    違いますよお母さん!wwwwwwwwwww
    2階のベッドがギシギシ軋むのを聞きながら、階下でパックの豆乳をズーッとすするお母さん
    そして、ギシギシが止むと、ガムテープを剥がしに行くという
    シュールですなあ
    でも、このポジションは羨ましいかもしれない

    ・斜上からキタ腐ォロー

    この話はすごいよくできてます
    社長を父に持つ龍波は、何をやらかしてもそれを揉み消す父親に反抗心を抱いていた
    高校の時に仲間二人と強姦罪を犯したが、捕まったのは仲間二人だけ
    転校先の高校で、今度は一人だけで事件を起こし、父親を困らせようとする
    その標的になったのが、真面目なクラスメイト・相原だった
    頭脳明晰な相原は、家が貧しいために、有名私立大学に行きたくても行けない状況にあった
    そこで龍波は、相原を犯して相原を"被害者"にすることで、自分の父親に責任を取らせて相原の学費を出させようとしたのだ
    学校での性行為は偶然教師に見つかってしまうが、龍波の真意を知った相原は、「同意です」と言い張る
    加害者である龍波の保護者も呼ばれたが、父親は来ない
    代わりに、もう何人目かも分からない後妻が来ていた
    このお義母さんがすごい!(またか)
    真面目な相原が不良の龍波とそんな行為に及ぶわけがない、と問い詰める教師たちに向かって、「今回の論点はどこですか?校内で性行為に及んだ事に対するお叱りと解釈してよろしいんですね?まさか、基本的人権を尊ぶべき公立校の先生方が、性的マイノリティを糾弾されるはずなど、よもやございませんものね」と言って、その場を丸く収めてしまったのだ!
    基本的人権を尊ぶべきなのは何も公務員だけではないと思うが、ここはかっこよかった
    帰り道、お義母さんは夕陽を見て、「きれいだー…熱くたぎる血潮の色だわー…」と呟く
    この1コマだけで、買って良かったと思いました
    きれいなんです
    そして、彼女は消息を絶ち、同性愛者支援団体の一員として、活動を始めるのだった…←
    龍波と相原は勉強して弁護士になり、龍波の義母の力になるため、二人で事務所を立ち上げる
    「オレと相原は―まあ夫婦と呼びたいヤツは勝手に呼べ とにかくつるんだまま…」という部分が好きでした
    すげーなあ
    これがアングラの力!

    ・良いコの腐ォローの賜物

    これは他の作品に比べたら、ちょっと軽い
    何故これが表紙&裏表紙なのか…謎だ
    直人みたいな頭ゆるい男は嫌いです
    成長したケータが普通にかっこいい!学ラン!

    ・ティラノ腐ォロー

    これもまた…言っちゃ悪いが軽い話で
    まあ、全部の話にメッセージ込めるのは無理ですよね
    久しぶりに帰省したら、父親と自分の元・クラスメイトがヤってましたと
    はいそうですか
    次ー

    ・孤城腐ちて

    くちて、と読むそうな
    この話が一番好きかもしれない
    男娼・Kと、エリートオヤジ・池田の話
    初めは遊びだったのにどんどん本気になっていく、というのはセオリー通りなんですが、もう、アングラ分泌物とでも呼べるような何かが詰め込んであります
    ほとばしってます、何かが
    言葉の端々にこう…うまく説明できませんが…渋みたっぷり(まとめた)
    あ、男娼て言いましたが、
    「わざとか?おまえ、わざと金、忘れてんのか?」
    「い~や~ん 今日こそ!おいくら万円いただこうかしら」
    このやり取りで分かるように、Kは金を受け取ろうとしません
    池田にいつ呼び出されてもいいように、バイトを減らし、やりたい演劇の仕事にも手がつかなくなる
    男を取っ替え引っ替えする母親を軽蔑していたのに、イロボケは俺もかと自己嫌悪に陥る
    歳や身分の違いも考えて、池田を避けるようになったKだったが、池田がそれを許さない
    「役者のスポンサーくらいオレがなってやる」と、Kを繋ぎとめる
    大人の余裕、だけじゃない何かがある
    「クソガキ」「エロジジイ」と呼び合ったりするのに、読者が見せつけられる愛の大きさに感服!
    お幸せに!

    ↓書ききれなかったこと
    ・Kはこのコミックスの中で一番美人
     一番ツンデレ
    ・ちょっと下を向いた横顔のKは最強
    ・『斜上から~』以外の3つの話とリンクしてます


    扉絵が全部艶があってキレイです
    あと、擬音が独特(ここに書き出す勇気はない)
    性描写も台詞も激しすぎるけど、社会派BLとして、一読の価値ありだと思います
    読めば読むほど味が出る!

  • 達者です。
    癖はあるけど面白かった。

  • かなり独特な切り口の短編集。特に前半収録作はかなり暗め。後半につれて糖度が上がっていきます。ちょっとしたリンクや遊び心も散りばめられていて、自分はわりと好みでした。

  • BLはファンタジーと自分に言い聞かせれば読めなくもない。
    短編集なんですが、一話目から
    姉に嫁いできた旦那を好きな弟が、姉が事故で死んだあとそのお兄さんとデキてしまう話です。その二人を斡旋したのは

    母親

    です。別に腐女子とか言うわけではなく、単に古きよき時代の人間だったため、未亡人はその兄弟が娶るという習慣に従っただけです。

    とても好みが分かれそうな話です。

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