恋をお届けにきました (プリズム文庫 ay- 12)

著者 :
  • オークラ出版
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本棚登録 : 48
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784775517178

感想・レビュー・書評

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  • 早馬の許容範囲の広さというか、戸惑ってもすぐに馴染む感じが見ていて面白い。世間知らずな国実にもとことん馴染んで、懐かれてる感じが楽しいし。結構戸惑うこともありそうなのに。と言いたくなってしまう。好きになっても国実を傷つけないために隠そうとする早馬と、とにかく一直線な国実。最後には、2人が一緒にいないところを想像出来ないくらいになってしまった。

  • 大学生ピザ屋バイト×小説家
    早馬がピザの配達に度々訪れる”御殿”
    ある日その家の主が倒れているところを介抱したのが縁で、排水管の破裂で部屋が水浸しになった早馬は彼の家に居候することになった。家事を担当することになった早馬。なるほどその小説家の先生はまったく生活能力がなかった。
    ある日、訪れた担当編集は先生の高校時代からの友人で彼のことをよく理解していた。
    二人の姿を見て嫉妬している自分に気づいた早馬だったが・・・。

    かわいいお話です。
    ボンヤリした先生もかわいいし、早馬は世話好きのかわいこちゃんです。
    まったりと、ちょっとノスタルジックな感じで。

  • ピザ屋バイド大学生×浮世離れした小説家

    ピザ屋で配達のバイトをしている主人公は、
    時折注文をくれる日本家屋の家主と親しくなる。
    ある日、アパートが漏水被害により住めなくなったことから、
    家主との同居生活がはじまるが・・・

    どうしてもこの作者さんの作品は「濃い」という印象があるのですが、
    こちらはしっとりさらっとした普通(失礼)の恋愛ものでした。
    サブキャラの丹沢さんがいい人で、もっとからんできたらよいのになぁと思ったのはナイショ。

    ただ、設定が一部活かしきれてない感も。

  • (あらすじ)
    垣原早馬は、ピザの宅配バイトをする勤労大学生。
    今日の配達先は立派な門構えの日本家屋で、
    眼鏡に和服姿の注文主は、国実という浮世離れした人だ。
    いつものようにピザを手渡すと、名札を目にした国実から、
    「早馬」というのは好きな人と同じ名前だと突然話しかけられる。
    親しくなってみると国実は意外なほど純朴で、
    年上ながら可愛らしくさえある。
    ところがある日、配達に訪れた早馬は、
    部屋で倒れている国実を見つけて──!?


    (感想)

    垣原早馬(ピザ屋のバイト・学生)×国実洋一朗(小説家)

    好きな人と同じ名前の「早馬」

    私は早馬って実在する(してた)人物だと思ってたので、
    どういう感じで、このストーリーに登場するのか
    (既に亡くなってて思い出として出てくるのか?
    ふいに洋一朗の前に現れて、どう接していくのか?)
    考えながら読んでたら、なんと本の主人公だったとは?! 
    その本の内容は本当に純愛で、正直この本全体よりも好きかも~
    と思ってしまった…(^^;)私だけか??
    だからその本と同じようにピザ屋の早馬が告白していく部分は気に入りました。

    この本自体はなんだかサラ~ッと終わったな。
    花丸Blackのイメージが強いからだろうな…
    どうしても頭に残るのはそっちになるんだよな(笑)

  • 藍生さんっていうとどうしてもエロ系のほうを想い浮かべてしまうんだけど、こういうあっさりめの日記みたいな淡々としたお話も書く人だったんた~と思った。不思議生物の受は面白いっ!どっちかっていうとこっちを中心に書いてくれてるともっと面白く読めたかも。

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著者プロフィール

あいお・ゆう●BL作家。花丸文庫BLACK(白泉社)にて刊行の「双子」シリーズを筆頭に、著作は多岐にわたる。

「2016年 『有松恋染めノスタルジー 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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