両手に美獣 (プリズム文庫)

著者 :
  • オークラ出版
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本棚登録 : 40
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784775520659

作品紹介・あらすじ

瀬尾葵は高級日本料亭の跡取り息子として蝶よ花よと育てられたが、実家が突然倒産!家族全員無一文になってしまった。葵もアルバイトに精を出すが、不器用なせいか次々と首になってしまう。そんなある日、学生時代の憧れの人・花菱大貴が葵を住み込みのハウスキーパーとしてやとってくれることに。しかし、そのハウスキーパーには夜のオシゴトも含まれていて…。その上、弟の美貴まで乱入して、どうなる葵の美獣サンドライフ!?

感想・レビュー・書評

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  • 嫌悪感しか残らなかった。
    それぞれの人間性を疑うし、誰一人としてまともな人がいない。。。

    攻め兄の変態っぽさは話的に全然いいけど、攻め弟は単なる学生のわがままというか、自立もできないすねかじりのくせに弟気質だけ押し通してほしいものが手に入るなら周りはどうでもいい的な。

    受けも単なる淫乱というかスキモノというか。
    自分なさすぎ。お馬鹿なの?
    意志がまったく感じられないし、最後は何でも手に入って良かったねみたいな。

    結局ハッピーエンドというよりはお坊ちゃんたちの楽しい戯れで終わり。
    あぁ、久々に気分が悪くなる作品だった。

  • ★3.5。「やられたら倍にして返す」って台詞がタイムリー過ぎてつい爆笑。攻二人の属性が個性的でなかなか面白かったです。攻同士張り合ってるのも良かった。最初の経緯で兄攻が腹黒策士かと思いきや、ただのムッツリ堅物の可愛い攻で驚き(笑)しかも受に女下着穿かせて足を舐めて恍惚とする変態性癖…。甘え上手でぐいぐい迫る弟攻は、受を言葉攻めして喘がせつつ自分も楽しんで喘いでるオープンさ。下着をずらしての挿入やよく気持ち良さそうな攻に萌え。序盤からいきなり3Pなのにあっさり受け入れた天然受のことはよく理解出来なかった。

  • (感想)

    流されてるよ…

    兄弟2人攻めの3Pものでした。

    高級料亭の跡取り息子だった葵。
    実家が突然倒産して、今まで周りにいた友達も去って行った。
    そこに現れたのが学生時代の先輩・花菱。
    みんな去っていく中、花菱だけは葵を助けようとする。
    (もちろん花菱には葵に対してそう意味の好意あり)
    だけど自分の力で頑張りたい葵の気持ちを考慮して
    住み込み家政婦として暮らすことに。
    もちろんそれには夜のお仕事も含まれていて…

    とまぁ、ありがちなストーリーだったのですが
    そこに入ってきたのが花菱の弟。
    そのまま流されて3Pなんだけど、葵の人が良すぎなのか??
    なんだかんだで受け入れてる。

    そうして最後はお決まりの「どっちを選ぶ?!」なのですが
    決められずに両方選ぶといった、これまたありがちな設定。
    だけど片方を選ぶのではなくて最後は3人仲良く(?)ハッピーエンドで満足です。
    これで、どちらかを完全に選んでたら私は萌半減。
    よかったよかった。

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著者プロフィール

白泉社、竹書房、幻冬舎などで広く活躍するBL作家。近著に『君に囲われし濡花』(プリズム文庫)、『デキ狐!!』(クロスノベルス)などがある。現代ものから異世界ものまで、幅広いジャンルをこなす。動物や子どもの可愛らしい描写や、味のあるサブキャラクターが魅力。

「2018年 『エース!! 都立杉並東高校硬式野球部の夏』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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