- Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
- / ISBN・EAN: 9784775521724
作品紹介・あらすじ
裕福な地主の娘ソニアは、長兄の結婚や父親の再婚で家にいづらくなり、愛犬のフィッツとともに公爵未亡人である祖母の住むロンドンへと行くことになった。ロンドンで暮らしはじめたソニアの前に、彼女の財産を狙う男爵が現れる。フィッツは彼を気に入らず、ソニアにふさわしい相手を見つけるために街に飛び出していくが、怪我をして、ある男性に助けられる。フィッツを助けたのは、陸軍少佐でもある伯爵のダリウスだった。軍では英雄のダリウスだが、不名誉な噂のせいで社交界での評判は悪い。彼に会うなと周囲から言われたソニアは…。
感想・レビュー・書評
-
犬目線の独白が面白かった ヒロインがすんごい良い子
ヒロインの飼い犬フィッツが愛するヒロインのためにいろいろと頑張る 良かれと思ったことが裏目に出たり…
ヒロインと三姉妹の交流もほのぼのとして良かった詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ヒストリカルで愛犬っていったら、モフモフ毛糸玉みたいな小型犬と思ったら(ブサイクな?)大型犬でした。ヒロイン助けるために頑張ったのに、ひとこと『いい子だ』しか褒められなくてぶつくさつぶやくのには笑えました。ストーリーは王道でイチャイチャシーンは皆無ですが楽しめました。ヒーローが登場するまでがちょっと長かったな。
-
犬の解説が時々まどろっこしい。
-
ハラハラしたりドキドキもするが、最初から最後まで笑顔でいられる。
キスまでの描写だけれど、このお話には丁度良い。
…いや、もう少しあるかな。
まぁ、直接的な描写ではない。
犬のフィッツ視点でお話が進むのも良い。
難を言えば、読み終わった後に「こんな素敵なヒーローとの恋に憧れるわ」でなく「こんな素敵な犬を飼いたい」になる点かもしれない。
もちろんヒーローは素敵だった。とても素敵だったのだ。
なにはともあれ、笑顔になれる優しい物語でした。