兄依存 (プリズム文庫)

著者 :
  • オークラ出版
2.75
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本棚登録 : 58
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784775522820

作品紹介・あらすじ

亡き父親から継いだ生花店の経営をようやく軌道に乗せた貴昌は、30歳を目前に婚約者も得て、幸せな日々を送っていた。ところがある日突然、大口取引先からの契約打ち切りが相次ぎ、一気に経営が苦しくなる。そんな折、店の近くにホストクラブがオープンする。営業に赴いてみると、驚いたことにオーナーは、幼い頃に生き別れた弟の隼人だった。快く契約してくれた隼人は、その代わりに「兄さんにしかできないお願い」をひとつ聞いて欲しいと言い出して-!?

感想・レビュー・書評

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  • 兄弟で女性が出てくるお話は、他で読んでいたので、私としては新鮮味がなく読んでおりました。その中で出てくるのは作家の技量なのでしょうけれど、悪くはないのですが、食いつくお話がなかったです。
    女性もあまり露出が少なかったため、重要な人物というよりもモブといった扱いに見えてしまった。もっと魅力のある女性キャラクターだったら読みごたえがあったのかも。

  • 大変病んでる兄弟ものでしたw
    3Pでもなく双子でもないのが残念でした←

    幼少時に両親の離婚で生き別れになってしまった貴昌と隼斗。亡き父の後を継いだ生花店の経営に明け暮れる毎日の貴昌の前に、突然幼少時に両親の離婚で生き別れになってしまった弟の隼斗が現れるところから始まるヤンデレ愛。
    地味な隼斗とは正反対に、ホストクラブを経営して派手な生活を送っている隼斗です。石田要センセのイラストがぴったりですね。

    弟が兄に異常な執着を見せる…という、おいしいけどちょっと食傷気味なストーリー展開でした。
    エロ的にもいつもの3Pも二輪挿しもないし、パワーダウンかなというかんじ。隼斗が自分の店の太客に兄弟Hをサービスするシーンとかは遠慮したかったです。太客が♂なら萌えたと思うけど。

    弟が別れた兄を慕い続けてねじれた思慕を抱いていたのは納得です。ホストクラブを立ち上げて儲けていたにしてはあんまり策士でやり手には見えなかったけど、その分お兄ちゃん好き好き!っていう甘えや独占欲が見えて憎めない感じです。婚約者を奪ったり、Hすることでしか表現できないんですけどねw
    それより、弟をずーっと受け入れることができない貴昌の態度が気になりました。常識的に考えると当たり前だけど、すごく愛が希薄なので感情移入が難しかったです。婚約者のこともあまり愛していなかったのかなと思ってしまいました。キャラにもっと人間味や深さが欲しかったです。

    そんなこんなであまり萌がないなと思って読んでいましたが、「弟中毒」で一転!
    とてもエロな仕上がりになっていました。壊れたお兄ちゃんがエロ杉ですw
    ちょっと子供っぽくなってるのもトリハダ立ちました。隼斗によって完全に抱かれる身体に開発されてしまったお兄ちゃんにとても萌えました。ああ、もう花屋の社長は無理ですね…!二人で仲良く暮らしてほしいと思うラストでした。

  • 攻め:弟・隼斗
    受け:兄・貴昌


    両親の離婚で、溺愛していた弟と離れ離れになった貴昌。父も亡くなり結婚することになり改めて連絡をとった弟はホストクラブの経営者になっていて。


    歪んだ兄弟愛、、、かな。
    結局お兄ちゃんは壊れちゃってるけど、まぁ二人がそれで幸せなら良いのか?

    絵は、受け子ちゃんの感じてる顔はあんまりエロくない可愛い系になるのが、ちょっと興を削がれた。攻めはカッコイイ。受けと女の子は幼い描き方になるのかな?

  • タイトル通りの病みッぷり
    ここまで病んでるのは初めてかも。
    ただ、嫌いじゃない

    弟は当然幸せなんだろうなと思うけど
    兄…も兄なりに幸せなのか…なぁ?
    ちょっと不安になる
    でも、エロ可愛い
    でも…

    二人の近い未来が見てみたいです。

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著者プロフィール

あいお・ゆう●BL作家。花丸文庫BLACK(白泉社)にて刊行の「双子」シリーズを筆頭に、著作は多岐にわたる。

「2016年 『有松恋染めノスタルジー 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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