タープ博士のトレード学校 ポジションサイジング入門 (ウィザードブックシリーズ) (ウィザードブックシリーズ 160)
- パンローリング (2009年12月7日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
- / ISBN・EAN: 9784775971277
感想・レビュー・書評
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利益を上げ続けるための5つのステップが書かれている。
まず自己改善が最も大事で、自分の信念を吟味し役に立つかどうか見極め役に立たないものは役に立つ信念に改める事が大事。
次にビジネスプランの作成(トレードプラン)で、市場の変化にあったプランが必要。不測の事態に備えた計画が必要。
次に自分がトレードする市場に合うプランが必要。
次にポジションサイジングについて(資金管理)のやり方が書いてある。
最後にトレードに関する過ちをできるだけ減らすことの重要性について書いてある。
特に自己改善についての項目は読むといいと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『悩めるトレーダーのためのメンタルコーチ術』が難しかったらこちらをどうぞ。
トレーダーのレベルに限らず必要な内容だと思う。 -
投資とは資本を投ずること。ま、わかりやすくいえばカネを貸すことだと思ってよい。貸す相手も知らずにお前は投資をするのか、という助言である。確かに。そして投資とはリスクを引き受ける行為でもある。株式(現物)であればその企業の未来を買っているわけだ。先のことは誰にもわからない。当てが外れれば当然損失を被る。ただし貸す相手が確かであれば(預金や国債や投資信託など)旨味は少ない。
http://sessendo.blogspot.jp/2014/04/k.html -
★★★☆☆
プロ必読の一冊
【内容】
物事の本質を見抜く目と優れたトレーディングテクニックで多くの投資家をとりこにしてきたタープ博士が、成功するフルタイムトレーダーになるための心身一体アプローチを提供。読者にトレーディングをビジネスととらえさえ、企業経営者の立場でトレーディングにアプローチするように養成していく。
【感想】
タイトルは「ポジションサイジング」ですが、全体の3分の2は自己改善とメンタルのお話です。
「トレードを職業としてとらえ明確なビジネスプランを元に行うこと。」筆者の結論である。大変心苦しくなってしまう。明確なビジネスプラン・規律・メンタル、投資はギャンブルではなくビジネスなのだと改めて感じさせてくれる。
ただ、なんか読みにくい。。
【引用】
トレーダーの為の5つのステップ
1.自己改善を図り、個人的な問題を解決することで、トレーディングに集中できるようにする。
2.ビジネスプランを文書にまとめ、トレーディングの手引きとする。
3.自分の大局観に合う戦略を複数作成し、各戦略の市場タイプ別パフォーマンスを把握する。
4.自分の目標を十分に理解し、それを達成するためのポジションサイジング戦略を開発する。
5.自分を常に監視し、できるだけ過ちを犯さないようにする。
・あなたの現実はあなたの信念によって形成される。
・トレーディングを行う当人を徹底分析(信念、抱えている問題、強み、弱み、目標)しなければ、良いビジネスプランを作ることは不可能だ。
・損失はあなたが正しいか間違っているかとは無関係なのである。それは過程の一部なのである。これを理解しなければ、損失は巨大に膨れ上がるだけだ。
・市場が今何をしているかだけに注目すると、先入観や心の思い込みには一切左右されずにすむ。
・あらゆる可能性があれば面白みは無限で、可能性が制限されれば面白みも制限され、可能性がひとつしかなければ面白みはまったくなくなる。
・喜びの反対は必ずしも悲しみではない。喜びの反対は、自分の心の本質や神の本質を信じられないことである。
・後退も時には良しとする。そうすれば前進し続けることができる。
・ポジションサイジングのためのCPRモデル
P(ポジションサイズ)=C(リスクにさらす金額)/R(1単元あたりの損失)
例えば、100万円の資産の1%をリスクにさらすと、Cは1万円である。
1単元当たりの損失が2000円なら、ポジションは5枚となる。 -
話が長い。。。
建玉数量を決定する方法についていくつかの方法が書いてある。
大体、私が知りたかった事は第4部に全て書いてあった。
タープ博士の他の著書を読んでいないと、何度も引き合いに出すので面倒くさいが読んでなくても意味はわかる。
ボー・ヨーダーのトレーディング・エッジ入門で十分な感じも否めない。 -
[ 内容 ]
物事の本質を見抜く目と優れたトレーディングテクニックで多くの投資家をとりこにしてきたタープ博士が、成功するフルタイムトレーダーになるための心身一体アプローチを提供。
読者にトレーディングをビジネスととらえさえ、企業経営者の立場でトレーディングにアプローチするように養成していく。
つまり、現実を見据え、体系的かつ情熱的にトレーディングに挑む姿勢を養うということである。
何十年にもわたる経験をシステムとして確立することで、すべての人にマーケットの達人への道を切り開く。
[ 目次 ]
序章 常に利益を上げ続けるための5つのステップ
第1部 自己改善―すべての基礎になる最も重要な要素
第2部 ビジネスプランの作成―市場で成功するための手引書
第3部 自分がトレードするそれぞれの市場タイプに合うトレーディングシステムの開発
第4部 ポジションサイジングの重要性を理解する
第5部 トレーディングパフォーマンスを最適化するためのそのほかのアイデア
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
1、自己改善を図り、個人的な問題を解決する。
2、ビジネスプランを文章にまとめる。
3、戦略を作成しパフォマンスを把握する。
4、目標を理解し、ポジションサイジング戦略を開発する。
5、自分を監視し、あやまちを犯さないようにする。