内なる声を聞け ――「汝自身を知れ」から始まる相場心理学 (ウィザードブックシリーズ 195)
- パンローリング (2012年6月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
- / ISBN・EAN: 9784775971635
作品紹介・あらすじ
心を穏やかにせよ!正しくあろうとするな!自分を理解せよ!自分にあったストレスフリー戦略の獲得方法。「これは新たなる『ゾーン』だ!」。
感想・レビュー・書評
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★★☆☆☆
実践的でもないし、読み物としてもイマイチ
【内容】
心を穏やかにせよ!正しくあろうとするな!自分を理解せよ!自分にあったストレスフリー戦略の獲得方法
【感想】
もう少し、実践的なものを期待してたんだけど、違った。
しかも、読み物としても面白くない。
筆者はこの本を手にとる人の層をイメージしたのだろうか?
ロングとかショートの説明はいらないよね。この本を手に取る時点で、初心者ってことは無い。こういった用語の説明が合間合間に入ってるので可読性が損なわれている。
【引用】
・実際にお金になることよりも、儲かる可能性があることのほうが病みつきになる。
・「勝者は絶対に諦めない」などといったよく耳にする言葉はリスク管理の助けにはまったくならないが、そのリスク管理がトレーダーの一番大切な仕事なのである。
・勝者はけっしてあきらめないが、トレーディングの場合はあきらめたほうがより多くの資金を残すことができる。
・失敗を認めることは、あきらめることでも、トレーダーを辞めることでも、トレードに負けることでもない。単に、ポディションが逆行するあらゆる可能性を、自分が知ることはできないという事実を認め、短期間に出た小さい損失を受け入れたに過ぎない。
・人間は予想が下手だし、自分を過大評価する傾向がある。
・小さい値動きで利益を得ようとしてレバレッジを掛けるのは、ガソリンスタンドでタバコを吸うようなものだ。
・トレードするときはその過程に集中し、結果にとらわれてはならない。
・ポディションに感情的な思い入れは持たない。株は単なる銘柄コードでトレードを識別するためのものだ。
・トレーディングをしているとき気づいた感情をすべて日記に記録しておくとよい。
・うまくいったことはかならず記録する。詳細をみるコメント0件をすべて表示